炭焼きの過程でいつも惹かれる色がある。ただひたすらに薪を焚く「窯焚き」の燃え盛る紅蓮の炎の「赤」。「くどさし」の直前、「練らし」の空気孔から見える窯木が炭化していく過程で見せるほの暗く輝く神秘の「赤」。そして、この色の煙が見えると一安心。炭化がほぼ終了に近づいたサインで、排煙口からうっすらと立ち上る「浅葱色(あさぎいろ)」。いずれも炭焼きの出来・不出来を占ったり、タイミングを判断する大事な色でもある。
炎の色、けむりの色に因んだロックの名曲から、リフがすごく印象的な2曲を。「ディープ・パープル/Deep Purple」の「Smoke On The Water」から。
「Deep Purple - Smoke On The Water (Live At Montreux 2006) 」
次は懐かしく思い出のある曲。学生バンド時代のレパートリーだった「ジミ・ヘンドリクス/Jimi Hendrix」の「Purple Haze(邦題:紫のけむり)」(1967)。この曲で使用されている「E7(#9)」というコードは、元々はブルースやジャズなどにおいて使用されていたものだが、ヘンドリックスの同曲の演奏によって「サイケデリックな響きのするコード」として有名になった。ミュージシャンなどの間では「ヘンドリックス・コード」(日本では「ジミヘンコード」)などと呼ばれることもあるという。(Wikipedia より)
「The Jimi Hendrix Experience - Purple Haze」