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大屋地爵士のJAZZYな生活

華麗なる迷い蝶

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 台風による荒天を避けてか「キアゲハ(黄揚羽)」が玄関から迷い込んできた。もう1日以上我が家内にとどまっている。体力が弱ってきたのか動こうとしない。「これ以上は・・」とそっと木に止まらせ、雨のかからない場所へ出してやった。「アゲハチョウ(揚羽蝶、鳳蝶)」と「キアゲハ」はよく似ているが、翅の付け根の模様を見て判別できる。綺麗な縞模様になっているものが、「アゲハチョウ」で、はっきりしない方が「キアゲハ」である。また幼虫は一目瞭然、黒い帯にオレンジ色の斑点があるのが特徴。この幼虫、今年は見かけなかったが、庭で見かけ、「サナギ(蛹)」から「蝶」へと変身したこともある。我が家には、いろんな鳥や虫が迷い込んでくるが、それだけ自然が近くにあるということか。(参照拙ブログ「お客さんはカラフルでした」

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 さて今宵、「サラ・マッケンジー/Sarah Mckenzie」。1987年、オーストラリア、パース生まれ。最近は、パリに活動拠点を移しているが、元々メルボルンを拠点に活躍するピアノ弾き語りの若手女性歌手である。25歳のデビュー作、「Don’t Tempt Me」(2010)、そして第2作、「Close Your Eyes」(2012)は、アメリカのグラミー賞と同じほどの影響力を持つといわれるオーストラリアのARIAミュージック・アウォーズを受賞したという。弾力的でよく弾む声、やや高めの声ながら、明るくクリアーで冷たさを感じさせない。スキャットやハミングなどのワザも中々で、飽きさせない。

 最新作は、サラが現在住んでいるパリをテーマにしたオリジナル曲を、アルバム・タイトルとした「Paris In The Rain」(2017)。アレンジも自身ですべてを手掛けた本作は、オーストラリアからアメリカ、そしてヨーロッパまでの彼女の旅を詰め込んだアルバムだという。イタリアへの旅は、「When in Rome」、ポルトガルへの旅は、ジョビンの「Triste」、ロンドンは「Tea for Two」で表現されている。

Paris in the Rain

Sarah Mckenzie / Imports



「Sarah McKenzie - Paris In The Rain」

          

「Sarah Mckenzie - When In Rome」

          

「Sarah Mckenzie - Little Girl Blue」

          
by knakano0311 | 2017-08-08 08:52 | 音楽的生活 | Comments(0)
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