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大屋地爵士のJAZZYな生活

祭りのノスタルジア

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 丹波篠山市街へ足を向ける。市街の中心にあり、平安時代初期の876年(貞観18年)、当時の日置荘の領主であった「藤原基経」、「藤原時平」父子により、藤原氏の氏神である「春日大社(奈良県)」より分祀されたとされる「春日神社」では、週末に行われる秋の祭りの用意に大わらわのようだ。何台かある「鉾山」が引き出され、飾りつけを待っていた。神社の境内にある絵馬堂は、1952年(昭和27年)に建立されたものだが。中心にあるのは、慶安2年に「松平忠国」が奉納した「狩野尚信」作の「黒神馬」であるという。

 私の信州の実家の氏神さまの祭りにも、5月の祭りには船の形をした山車が出、ちょうど帰省したときに子供たちが曳いたこともあった。境内には、舞台を兼ねた絵馬堂があり、顔料がはげ落ちてほとんど見えなくなったいたが、古そうな絵馬が飾ってあったのを思い出した。祭りは、いつもノスタルジアを誘う。

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 さて、今宵のピアノ、「ピエロ・バッシーニ・トリオ/Piero Bassini Trio」の「ノスタルジア/Nostalgia」。ピエラヌンツイ、ミラバッシ、ガラティなどに比べ知名度は低いが、イタリアのジャズ・ピアニストの草分け的な存在のようです。私もどういう経緯で彼を知ったか記憶にない。

 1953年生まれ。1975年、ミラノ大学在学時にソロ・ピアノで最初の録音をしたという。1980年には、「オープン・フォーム・トリオ/Open Form Trio 」を結成。1985年にアルト・サックスの「ボビー・ワトソン/Bobby Watson」がイタリアを訪れた際に共演、その時のアルバムでイタリアン・コンボとしての名声を得たという。その後90年代に残したアルバムが、ヨーロッパ・ピアノ・トリオ・ジャズ・ブームの火付け役となったといわれている。

 そんな一枚が、「ピエロ・バッシーニ」の名声を一気に高めたという、「ノスタルジア/Nostalgia」(1988)。そのセピア色の哀愁の中に光る繊細なピアノ・タッチが、ノスタルジックな記憶を呼び戻す。パーソネルは、「Piero Bassini: piano」、「フリオ・ディ・カストーリ/Furio Di Castri: bass」、「ジャンピエロ・プリナ/Giampiero Prina: drums」。

Nostalgia

Piero Bassini / Red



「Piero Bassini Trio - Nostalgia」

          
by knakano0311 | 2017-10-16 09:15 | サウダージ | Trackback(1) | Comments(0)
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