そんな彼女、2013年、通算7枚目となるアルバム、「アイ・ラヴ・ユー/I Love You」を発表した。全13曲中、ジャズのスタンダード・ナンバーは1曲もなく、彼女のオリジナル作品の6曲のほか、「ボブ・ディラン/Bob Dylan」や「サンタナ/Santana」、「レイ・チャールズ/Ray Charles」、更にはオペラまでもといった彩り豊かな構成。「“ジャズではないところでジャズを探す”というのもテーマのひとつだった」という彼女の言葉。そんなアルバムから、トロピカルで、ラテン・フレーバーいっぱいの「サバンナ・ウーマン」を。
【 Savannah Woman 】 by John Tesar / Tommy Bolin
「♪ Savannah Woman dressed in white 白い服を着たサバンナ・ウーマン
Stands out of tropical rains 熱帯雨の中で際立って目立っている
She pulls her gin and tonics tight ジンやトニックをあおり
And curses her lonely domain 孤立して周りに毒舌を吐く
Brazilian winds winds blow warm in Rio リオ、ブラジルの風は暖かく吹き
A white estate they call "La Nada" そんな白い夏の季節を「ラ・ナーダ」と呼ぶ
Meant for her soul or so she says その意味は彼女の魂に作られたか、彼女が言う
Hides her sadist gin-made eyes ジンに酔ったサディスティックな彼女の眼を隠すため
No one knows but me 僕以外は誰も知らない
How she left me so behind どうして僕を捨てたのか
Savannah Woman サバンナ・ウーマン
I could never leave you so unkind 僕は冷たく君を捨てるなんてできない
Snow white and with desire 白雪姫、もうひとつの顔は欲望まみれの
That vamp from the magazine 雑誌から抜け出したような悪女
Cold and distant as the moon 月のように冷たくて遠い存在
Why can't she burn like fire? なぜ彼女は火のように燃えてしまわないんだ ♪」