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大屋地爵士のJAZZYな生活

ひとりウォーキングを ・・・

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 イベントに参加する妻を送った後、迎えに行くまで時間があったので、ボランティア作業で行くことがほとんどであるが、ひとりウォーキングのため、一庫公園へと向かう。ちょっと気になったので、鹿除のネットを張り終えた今回の「台場クヌギ」の伐採エリアを確認するため、尾根筋を山頂へと向かう。突然、3頭の母娘連れの鹿に出くわす。「けもの道」を遮るようにネットを張ってあるので、鹿が絡まっていないか、破られていないかが気になったのである。私と眼を合わすと、「キーン」と一声鳴いて、素早く森の中に消えていった。ネットに問題ないことを確認して、山頂へ。途中眺望が素晴らしい場所で休憩。快晴、ポカポカ陽気。聞こえるのは鳥の囀りだけ。間近に開通を控えた「新名神高速道路」、春を待つ近隣の住宅団地が眺望できる。この暖かさで一気に「エドヒガン」の芽も膨らみそう。ひとりウォーキング、それはそれでいいものだ。

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 今日の曲は、「アローン・アゲイン(ナチュラリー)/Alone Again (Naturally) 」。アイルランド人のシンガー・ソングライター、「ギルバート・オサリバン/Gilbert O'Sullivan」の曲で、1972年にリリースされ、マイナー・コードの親しみやすいメロディで、大ヒットした曲。失恋か何かを歌ったロマンチックな歌だとずっと思込んでいたが、今回歌詞を読んでみて、びっくり。その内容はかなりシリアスなものだった。花嫁に逃げられ、一人教会の祭壇に残された男が自殺を決意しながらも、自分の半生を振り返ってみるという内容。ここでの「naturally」は「当然のこと、当たり前」という意味でしょう。

【 Alone Again (Naturally)  】 by Gilbert O'Sullivan

「♪ In a little while from now    もう少したっても
  If I'm not feeling any less sour   この憂鬱な気分が収まらないなら
  I promise myself to treat myself  いまから自分のすることを決心するよ
  And visit a nearby tower      近くの高層ビルに行って
  And climbing to the top       てっぺんまで上り
  Will throw myself off         身を投げようかと思う
  In an effort to            はっきりさせてやる
  Make it clear to whoever        みんなの前でね
  Wants to know what it's like      ボロボロに打ち砕かれるのが
     When you're shattered     どんな気持かってことをね

  Left standing in the lurch at a church   教会の祭壇に立ったまま残されとき
  Were people saying, My God, that's tough あいつらは言っていたさ 「こりゃきついな
  She stood him up              彼女に捨てられたんだな
  No point in us remaining        我々はこれ以上ここに残っている理由もないな
  We may as well go home          家に帰ろうよ」と ・・・
  As I did on my own             僕もそうしたよ
  Alone again, naturally            またひとりぼっちさ 当然のことさ

  Looking back over the years         昔を振り返っていたら
  And whatever else that appears        いろんなことを思い出した  
  I remember I cried when my father died   親父が死んだとき泣いたこと 
  Never wishing to hide the tears        人目をはばからず涙を流したんだ

  And at sixty-five years old           そして65歳で
  My mother, God rest her soul         おふくろも天に召されたんだ
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 まずは、オリジナル、「ギルバート・オサリバン」。「Very Best」でなく「Berry Vest」とタイトルにユーモア(駄洒落?)をこめたベスト・アルバム、「The Berry Vest of Gilbert O'Sullivan」(2004年)から。

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The Berry Vest of Gilbert O'Sullivan
Gilbert O'Sullivan/ギルバート・オサリバン
EMI




「Gilbert O'Sullivan - Alone Again (Naturally) 」

          

 オリジナルは、またそれはそれでいいが、もう少しJAZZYで垢抜けた歌唱の方が、歌の内容の暗さを和らげてくれるからいい。「ダイアナ・クラール/Diana Krall」の「Wallflower」(2015)の歌唱から。ウォーキングの道筋のあちこちに「Wallflower(花の壁)」が出来るのももうしばらく。

WALLFLOWER

DIANA KRALL / VERVE



「Diana Krall - Alone Again (Naturally)」

          
by knakano0311 | 2018-03-04 09:45 | 音楽的生活 | Comments(0)
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