ウォーキングの道筋にやっと咲き出した「梅」、「サンシュユ(山茱萸)」。都会と田舎の中間の住宅団地。私の住む団地にもやっと春が来たようだ。
ひさびさの美メロ・ピアノは、「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」の「The Country Life」。再びの鉄壁のピアノ・トリオに回帰したトリオでのアルバム、2013年録音の「Seals」から。
「アレッサンドロ・ガラティ」。1966年、イタリア・フィレンツェ生まれのジャズピアニスト。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」を敬愛し、独特の詩情と哀愁を持つ抒情派ピアニストである。6歳でクラシック・ピアノを始め、後にジャズに強い興味を持つ。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」や「キース・ジャレット/Keith Jarrett」などに強く影響を受け、内省的で微妙な感情に溢れ、抒情性と哀愁が見事に溶け合つた美しいインプロビゼーションを聴かせてくれる。パーソネルは、「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati (p)」、「ガブリエル・エヴァンジェリスタ/Gabriele Evangelista (b)」、「ステファノ・タンボリーノ/Stefano Tamborrino (ds)」。
Seals
Galati Alessandro Trio / Via Vento Jazz
「The Country Life - Alessandro Galati」