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大屋地爵士のJAZZYな生活

誕生日にスノードームを

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 3月11日。日本国中、誰もが覚えているこの日。この日はまた、私の誕生日でもある。72歳、年男。例年通り、次男一家がプレゼントを持ってやってきた。妻は前の日から下ごしらえに余念がない。次男夫婦からは明るいキャメル色のバッグ、これからの季節にちょうどいい。

 まあ、最近のおもちゃは進化している。孫娘が抱えてきたのは、自宅で簡単にいろいろなデザインの「スノードーム」が作れるというおもちゃ。「ファンファンアクアドーム」というらしいが、私のリクエストに応じ、目の前で作ってくれた。

 食事のあと、私からは、「ホワイトディ」なるもののお返しと、妻はミニミニ家庭菜園で、孫娘に大きく育ったブロッコリーを摘んでもらう。商業主義に乗せられていると十分承知しているが、なんやかんやと月一程度の来宅がうれしい。

 さて今宵の歌は、ほろ苦い感傷に満ちた大人の失恋ソング、「Tears at the Birthday Party」。「エルヴィス・コステロ/Elvis Costello」と「バート・バカラック/Burt Bacharach 」がコラボしたアルバム、「Painted from Memory」(1998)から。

【 Tears at the Birthday Party 】    by Burt Bacharach / Elvis Costello

「♪ Think back now when we were young     今幼い頃を思い出してみると
  There were always tears at the birthday party  いつも誕生日パーティで泣いていたよ
  You know how children can be          子供って
  So cruel                     残酷だよね
  That's how it starts, but             最初は誰でもそうなんだが、でも
  What if we never learn how to behave?  どうすればいいかを学ばなかったらどうなるか
  I did something, and you never forgave me ぼくが君にしたことを許さなかったんだ
  I never thought that it could be like this   こんなふうになるとは思いもしなかったよ

  But now I see                しかし、今
  I see you share your cake with him     あいつとケーキを分け合っている君を見てる
  Unwrapping presents             ぼくが贈るはずだったプレゼントを
        that I should have sent         開けている君を見ている
  What can I do?               どうすりゃいいんだ?
  Must I watch you?              ずっと見てなきゃいけないのか?

  Close the door, dim the lights,         ドアを閉めて、明りを消し
       blow out the candles         ロウソクを吹き消す君を
  So Happy Birthday again            涙のハッピー・バースデイ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

Painted from Memory

Elvis Costello with Burt Bacharach Mercury



「Tears at the Birthday Party - Elvis Costello & Burt Bacharach」

          
by knakano0311 | 2018-03-11 10:33 | 音楽的生活 | Comments(0)
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