さて、NYでいま一番コンテンポラリーな女性シンガーかもしれないとされる「グレッチェン・パーラト/Gretchen Parlato」。1976年、ロス・アンジェルスに生まれる。高校卒業後、UCLAでジャズを学び、2001年には、 「the Thelonious Monk Institute of Jazz Performance」への入学を許される。そして、ジャズ・ミュージシャンの登竜門として知られる「セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション/Thelonious Monk Competition」のボーカル部門で、2004年に優勝、2005年にデビューした当時期待のシンガー。「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」、「ウェイン・ショーター/Wayne Shorter」ら大御所たちからも絶賛を受けたという。セルフ・リリースのアルバム、「Gretchen Parlato」(2005)を経て、「In a Dream」(2009)がデビュー・アルバムとなった。ややハスキーがかったソプラノ、コントロール抜群の声の安定感、卓越したスキャット、天性かもしれないアフリカン・リズムとミステリアスな歌唱力。
【 BUTTERFLY 】 by Bennie Maupin/Herbie Hancock/Jean Hancock
「♪ Precious day 大事な日よ
Lights your way あなたのゆく道がはっきりする
Rest your wings だから翼を休め
Stay awhile しばし休息しなさい
You're the sun あなたは太陽
In my sky 私の中の空の
Butterfly バタフライ
You don't know the peace you bring あなたがくれた安らぎがなにか知らないでしょう
You show me the secrets and the ways 日々のどんな瞬間も愛することができる
To love every moment of the day 秘密の鍵と方法を教えてくれたのよ
And flowers you kiss all come to light だからあなたがキスしたものは全て輝くの
Soaring wings 羽ばたいて、空高く舞い上がって
Rainbow waves 虹が波打つほどにね
Touch my mind 私の心に触れて
Be so fine なんて気持ちがいいの
When you're gone あなたがいなくなったら
People cry みんな悲しむわ
Butterfly バタフライ