さて、1978年、「ジョン・トラボルタ/John Travolta」主演、映画「サタデー・ナイト・フィーバー/Saturday Night Fever」の公開によって、日本中にディスコ・ブームが到来した。そんな年に大ヒットした曲が、「I Will Survive/邦題;恋のサバイバル」。アメリカR&B歌手、「グロリア・ゲイナー/Gloria Gaynor」の最大の代表曲でもあり、世界的な大ヒット。
【 I Will Survive 】 by Dino Fekaris / Frederick Perren
「♪ At first I was afraid I was petrified 最初は心配したし、混乱もした Kept thinkin' I could never live あなたがそばにないと Without you by my side 生きていけないのではと考えて
But then I spent so many nights 長い間、孤独の夜を過ごし Thinkin' how you did me wrong 自分は間違っていたんじゃないかと考えもした And I grew strong でも私は強くなったのよ And I learned how to get along 一人でも生きてゆけるってわかったの
And so you're back from outer space でもあんたは戻ってきた I just walked in to find you here 情けない顔して戻ってきたあんたを With that sad look upon your face 見てしまったの I should have changed that stupid lock もう錠を変えるわ I should have made you leave your key あんたと同じ鍵なんか持つ気はないの If I'd've known for just one second あんたが私のことを気にかけて帰ってきたなんて You'd back to bother me 一秒たりとも思いたくない
Go on now go, walk out the door さあ出て行ってよ。 Just turn around now いますぐそのドアから出て行ってよ! 'Cause you're not welcome anymore もうあんたなんかまっぴらよ Weren't you the one わたしを傷つけたあんたなんか Who tried to hurt me with goodbye サヨナラよ Did I crumble 落ち込むと思った? Did you think I'd lay down and die? 死ぬほど泣き崩れるとでも思った?
Oh no, not I, I will survive ばかばかしい 私はひとりで生きてゆけるわ Oh as long as I know how to love 愛することができる限り I know I'll stay alive 生き続けるわ I've got all my life to live わたしの人生すべてをかけて I've got all my love to give わたしの愛すべてを捧げて And I'll survive, I will survive, hey hey 生き抜いていって見せるわ
そして、ゲイナーとは全く対照的な歌唱のドイツを代表するジャズ・シンガー、「リザ・ヴァーラント/Lisa Wahlandt」。この歌唱の方が好きかもしれない。アルバムは、彼女にとって6枚目のアルバム、「ハートに火をつけて/原題;Stay a while ~ A Love Story in 9 Songs」。
ロリータ・ボイスといっていいでしょう、妙にくすぐりますね。そんなリザが歌うのは、「ドアーズ/The Doors」の「ハートに火をつけて/Light my fire」や、「ローリング・ストーンズ/The Rolling Stones」の「As tears go by(涙あふれて)」、「ビートルズ/The Beatles」の「Here there and everywhere」などのロック/ポップス・カヴァーである。そしてドイツを代表するピアニスト、「ウォルター・ラング/Walter Lang」率いるピアノ・トリオがリザのボーカルをひきたてる。