人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大屋地爵士のJAZZYな生活

体験しなければ分からないことがある

体験しなければ分からないことがある_b0102572_1875826.jpg
体験しなければ分からないことがある_b0102572_1881044.jpg

 頬を膨らませて、一生懸命、火吹き竹を吹く男の子。「火吹き竹」なんて言葉は多分死語になっているくらい、竈(かまど)で煮炊きをするなんてことはなくなってしまった。この日は、地域の小学4年生の里山体験学習のサポート。カリキュラムの一つとして、竈で豚汁を子供たちで作ってもらう。マッチで焚付に火を点け、火をおこし、湯を沸かし、それぞれが持ってきた具材をいれ、火加減を見ながら味付けをする。そして、柴や薪が、炊事、風呂、暖房など、電気やガスがなかった昔の生活にとって、どれだけ大切だったかを理解してもらったあとで、山に入り、のこぎり体験、柴刈り体験をしてもらっている。ほとんどの子供にとって、初めての経験だっただろう。自分たちでつくった豚汁はよほど美味しかったと見えて、最後の一汁まで見事完食。私の子供の頃のアウトドアの調理体験といえば、「飯盒炊飯」。あの焦げたご飯も美味しかった。そんなことを思い出しながら ・・。
    
体験しなければ分からないことがある_b0102572_1882431.jpg
体験しなければ分からないことがある_b0102572_1883859.jpg

 午後は、ウォークラリー。クイズ形式の質問への答えを探してグループに分かれて、、園内を探索してもらう。途中、もう一週間もすれば採り頃となる「ヤマモモ(山桃)」の実を口にいれ、まだまだ甘味が少ない酸っぱさを味わう子もいる。樹液に集まる「クワガタムシ(鍬形虫)」を運良く捕まえては、観察する子もいる。体験しなければ分からないことがある。子供たちにとっては、そんな一日だった。

 1959年オレゴンの小さな町。森の奥に子供の死体がある。そんな噂を聞いた12才の仲良し4人組は、死体探しの旅に出る。もう子供ではない、でもまだ大人にも成りきれない。そんな少年たちの一夏、2日間の冒険を描いた小説とその映画。

 「スティーブン・キング/Stephen King」の短編小説を原作にした「ロブ・ライナー/Rob Reiner」監督の映画、「スタンド・バイ・ミー/Stand By Me」(1986)。その主題歌に使われたのが、「ベン・E・キング/Benjamin Earl King」の「スタンド・バイ・ミー」。この歌、1961年に発表され、世界で大ヒット。後に「ジョン・レノン/John Lennon」ら多くのアーティストによってカバーもされた。そして、映画の主題歌として取り上げられた1986年に、リバイバル・ヒットした。

【 Stand By Me 】    by B.King/J.Leiber and M.Stoller

「♪ When the night has come          夜が訪れ
   And the land is dark             あたりが闇に包まれて
   And the moon is the only light we'll see   月明かりしか見えなくたって
   No, I won't be afraid             恐れることなんてないさ
   Oh, I won't be afraid             怖がることなんてないさ
   Just as long as you stand,           君がずっとそばにいてくれたら
   stand by me                 ずっとそばに ・・・

   So darling, darling             だから、そばにいてくれないか
  Stand by me, oh stand by me        ずっとずっと
   Oh stand, stand by me           いつまでも
   Stand by me                 そばにいてほしいんだ
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)

スティーヴン・キング / 新潮社



スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント



Stand By Me

Ben E King / Not Now UK



「Stand By Me ー Ben E. King」

          
by knakano0311 | 2018-06-30 09:40 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
<< 雨の日にはジャズを聴く (8)... 雨の日にはジャズを聴く (7)... >>