荒唐無稽ともいえるが、そのストーリーの魅力、銃、車、殺しの小道具に加えて、魅力の一つはボンド・ガールと個性的な悪役、敵役。さらに「ジョン・バリー/John Barry」の音楽、主題歌を加えてもいいだろう。「From Russia With Love(ロシアから愛をこめて)/Matt Monro(マット・モンロー)」、「The Look of Love(恋の面影)/Dusty Springfield(ダスティ・スプリングフィールド)、「Goldfinger、Diamonds Are Forever(ダイヤモンドは永遠に)/Shirley Bassey(シャーリー・バッシー)」、「You Only Live Twice(007は二度死ぬ)/Nancy Sinatora(ナンシー・シナトラ)」、「Die Another Day/Madonna(マドンナ)」・・・・などなど。このブログでも問いあげています。
前置きが長くなったが、今宵の曲は、シリーズ第4作、「007 サンダーボール作戦/原題:Thunderball」(1965)の主題歌、「サンダーボール/Thunderball」。歌うは、当時ラスベガスのショーを数多くこなし、「ラヴ・ミー・トゥナイト/Love Me Tonight」などのヒット曲で人気を集めた「トム・ジョーンズ/Tom Jones」。
【 Thunderball 】 by John Barry, Donald Black
「♪ He always runs while others walk. 彼はいつも走っている スピードが最優先
He acts while other men just talk. 彼は言葉より、行動を優先するのだ
He looks at this world, and wants it all, この世界のすべてを手に入れたいと彼は思う
So he strikes, like Thunderball. だから戦いを挑むのだ サンダーボールのように
He knows the meaning of success. 彼は成功の持つ意味を知っている
His needs are more, so he gives less. より多くを求めるが、同じようには与えない
They call him the winner who takes all. 人は彼をすべてを得た勝利者と呼ぶ
And he strikes, like Thunderball. だから戦いを挑むのだ サンダーボールのように
Any woman he wants, he'll get. 彼が望むどんな女性も手に入れてきた
He will break any heart without regret. 痛みを感じることもなく人の心を傷つけられる
His days of asking are all gone. 彼の求める日々は終わったが
His fight goes on, and on, and on. 彼は戦い続ける これからも続けて
But he thinks that the fight is worth it all. しかし彼は思う この戦いに意味があるのかと
So he strikes like Thunderball. それでも戦いを挑むのだ サンダーボールのように ♪」