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大屋地爵士のJAZZYな生活

台風21号の後始末も終わらないのに ・・・

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 先週は雨で山作業そのものは休み。気になっていたクヌギ林への鹿の侵入経路を見つけ、鹿除けネットを早急に修復しなければならない。倒木の処理は仲間に任せ、侵入経路の発見とネットの修復作業に掛かる。朝までの雨、ぬかって体の安定さえままならぬ急斜面で、泥だらけになりながら、作業をする。倒木や折れた枝がネットにもたれかかり、弛んだところが侵入場所となっているところが、5箇所。雨で柔らかくなった斜面を掘り、ネットを潜って侵入している箇所が3箇所を発見し、いずれも修復を施した。台風21号の後始末も終わらないのに、またこの週末から来週明けは、また風台風のようである大型台風24号が列島縦断する恐れがあるという。

 作業を終え、仲間と「ご長寿祈願ティー・パーティ」と称するケーキを頂きながらの茶話会。10月以降の本年度後半の計画、特に炭焼きなどについて話し合って、今日の作業を終える。

 さて、今宵の曲は「Wild Is the Wind」。「野生の息吹」という邦題がついているようです。映画音楽作曲家、特に西部劇の印象が強いのであるが、「ディミトリ・ティオムキン/Dimitri Tiomkin」作曲で、作詞は、「ネッド・ワシントン/Ned Washington」。「ジョージ・キューカー/George Cukor」監督の1957年の同名の映画の主題歌である。

 「Love me, love me ・・・」と歌い出される切ない歌詞と美しい哀愁のメロディで、もうスタンダードといってもいいのかもしれないほど、多くのアーティストにカバーされている曲である。
    
【 Wild Is The Wind 】  by Ned Washington / Dimitri Tiomkin

「♪ Love me, love me,          愛してよ 愛してよ
        love me, say you do    愛していると言ってよ
  Let me fly away with you        わたしと一緒にここから飛び立とうよ
  For my love is like the wind,      だって、わたしの愛は風だから
     and wild is the wind        激しく吹きすさぶ風なの
  Wild is the wind            激しく吹きすさぶ風なんだから

  Give me more than one caress,       もっともっと抱いて
     satisfy this hungriness          この飢えを満たすほどに
  Let the wind blow through your heart  風よ 私の心を吹き抜けてよ
  For wild is the wind,           だって、わたしの愛は風だから
        wild is the wind       激しく吹きすさぶ風だから

  You touch me             あなたが私に触れるとき
  I hear the sound of mandolins     私にはマンドリンの音が聞こえる
  You kiss me              あなたが私にキスをするとき
  With your kiss my life begins      そのキスで私の人生がよみがえる
  You’re spring to me, all things to me  あなたは私の源、すべてなの
  Don’t you know, you’re life itself!    わからないの 私の人生そのものなのよ

  Like the leaf clings to the tree     木にしがみつく木の葉のように
  Oh, my darling, cling to me       愛する人よ 私から離れないで
  For we’re like creatures of the wind,   だって、わたしたち二人は風が作り出したもの
      and wild is the wind         激しく吹きすさぶ風が
  Wild is the wind               激しく吹きすさぶ愛の風が二人を   ♪」


 このブログでも、「スーザン・トボクマン/Susan Tobocman」、「ニーナ・シモン/Nina Simone」、「セシリア・ノービー/Cæcilie(Caecilie) Norby」、「エスペランサ・スポルディング/Esperanza Spalding」、「デヴィッド・ボウイ/David Bowie」 などの歌唱を紹介したが、今回は別の女性ボーカリスト3人の熱唱で ・・・。

イタリア注目の若手ジャズ・シンガーという、「キアラ・パンカルディ/Chiara Pancaldi」のアルバム、「I Walk a Little Faster」(2015)から。このアルバムは、ジャズ批評誌「ジャズオーディオ・ディスク大賞2015」ヴォーカル部門で金賞に輝いた。

 I Walk a Little Faster

 Chiara Pancaldi / Challenge



「Chiara Pancaldi - Wild is the wind」

          

 そして、「シャーリー・ホーン/Shirley Horn」の名盤、「Here's to Life」(1992)から。「Come a Little Closer」とのカップリングで。

 ヒアズ・トゥ・ライフ

 シャーリー・ホーン / ユニバーサル ミュージック クラシック



「Come a Little Closer/Wild is the Wind - Shirley Horn」

          

 最後は、007の主題歌のヒットで知られている大ベテラン、「シャーリーバッシー/Shirley Bassey」。「Hello like before」(2014)から。

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HELLO LIKE BEFORE
シャーリー・バッシー/Shirley Bassey
RCA



「Shirley Bassey - Wild Is The Wind」

          
by knakano0311 | 2018-09-28 10:01 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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