大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(229) ~ 常緑樹なのに?? ~

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 時々行く伊丹の大型ショッピングモール。所用のついでに買い物と昼食のため寄ってみた。日課のウォーキングはこの近辺でと周辺を歩くことに。前を流れる川沿いの公園の紅葉が見事。その中で、紅葉がひときわ目立つ木には、いくつも実がなっている。青い葉をみると「ソヨゴ」によく似ているが ・・・。「ソヨゴ」は、「冬青」とも書くように、冬でも美しい濃い緑の葉が魅力の常緑樹のはず。確信はないが、もし「ソヨゴ」だったら、枯れているわけでもないのに、こんなに紅葉しているのを見るのは初めて。何の木か分からないというのが正直なところ。ウォーキングを続けて猪名川べりを歩く。轟音で顔を上げると、伊丹空港から飛立ったジェット機が雲の中に消えていった。

 今宵の曲、「イブニング・イン・ザ・パーク/Evening in the Park」。「ケニー・ドリュー・トリオ/Kenny Drew Trio」のアルバム、「Impressions/パリ北駅着、印象」(1988)から。

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 私にとって、「ケニー・ドリュー/Kenny Drew」は、アメリカ出身のジャズ・ピアニストであるが、「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」と並んで、ヨーロッパ・ジャズ・ピアノへの鳥羽口を開いてくれたアーティストである。ジャズ・プロデューサーの「木全 信(きまた・まこと)」氏がプロデュースした水彩画風のジャケット、メロディを重視し、優しいタッチの演奏は、アメリカン・ジャズには感じられなかった新鮮さを感じ、美メロが好きな軟弱なJAZZファンである私は、夢中になって行ったような気がする。

「ケニー・ドリュー」は、ハード・バップ・ピアニストの一人で、ニューヨーク出身であるが、アメリカを出て、ヨーロッパに活動の場所を移したジャズ・ミュージシャンのひとり。「バド・パウエル」、「デクスター・ゴードン」、「デューク・ジョーダン」、「マル・ウォルドロン」などもそうである。1961年にフランスに移住、64年からはデンマーク、コペンハーゲンで「ニールス・ペデルセン/Niels Pedersen」らとトリオを結成し、活動の本拠地にした。黒人ジャズメンにとって、人種差別のあるアメリカより、自由な空気が流れ、活気あふれるヨーロッパのジャズ・シーンの方が、はるかに居心地がよかったのであろう。

 今風に言えば、ヨーロピアン・スムース・ジャズ・ピアノというところか・・・・。しかし、単なる心地よさだけではない、ヨーロッパを感じさせる透明感のある演奏が人気を呼んだのであろう。

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パリ北駅着、印象/Impressions
ケニー・ドリュー・トリオ
エムアンドアイカンパニー




「Kenny Drew Trio / Evening in the Park」


           
   


     
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by knakano0311 | 2018-11-15 13:48 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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