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大屋地爵士のJAZZYな生活

紅葉の中で窯木づくりに汗をかく

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 周り一面の紅葉に囲まれての窯木づくり。今年の窯木づくりは例年の3K作業とは違って、作業環境が抜群にいいので、作業がはかどることこの上もない。おかげさまで、まず一窯分の窯木は十分確保できた。そして「クヌギ(椚、櫟)」を伐採したため、林の見通しがよくなり、「イロハモミジ(いろは紅葉)」の紅葉が一段と鮮やかに見えるようになったことも嬉しい。

 さて11月も終わり、12月へ。あと1ヶ月ほど、もう一窯分の窯木づくりが続く。それを終えたら、いよいよ年が明け、我々のメイン・イベントというべき平成最後の「炭焼き」が始まるのである。

 今宵の曲、ひと月遅れではあるが、「When October Goes」。「10月が過ぎると ・・・」とでも訳しましょうか。オリジナルは、「バリー・マニロウ/Barry Manilow」の自身の作曲になるヒット曲である。そして、作詞は、「ミスター・アメリカ」と呼ばれ、「Moon River」、「The Days Of Wine And Roses」などでオスカーをとった有名な作詞家、「ジョニー・マーサー/Johnny Mercer」(1976年没)である。こんなエピソードが伝えられている。彼の妻が彼の死後、遺品を整理していた時に、この詩を偶然見つけたそうである。彼女は、そのとき直ちに「マニロウに曲をつけて歌ってもらおう」というインスピレーションが閃いたそうで、また詩を渡されたマニロウも、この詩の奥に流れている「スピリチュアルなもの」に動かされ、曲を完成させるのに15分もかからなかったそうである。

【 When October Goes 】  by Johnny Mercer,Barry Manilow

「♪ And when October goes    そして、十月が過ぎ去ると
   The snow begins to fly     雪が降り始める
   Above the smokey roofs    煙たなびく煙突の上に
   I watch the planes go by    飛行機が飛んでゆく
   The children running home  子どもたちは家路を急ぐ 
   Beneath a twilight sky      暮れなずむ空の下
   Oh, for the fun of them     なんと楽しかったか
   When I was one of them    私もそんな子供達の一人だった

   And when October goes      そして、十月が過ぎ去ると
   The same old dream appears   かってのあの夢がよみがえってくる
   And you are in my arms      今あなたは私の腕の中で
   To share the happy years     幸せな時を共に味わっているが
   I turn my head away         私は頭を逸らせ         
   To hide the helpless tears      流れる涙を隠す
   Oh how I hate to see October go  ああ、十月よ、行かないで
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」


 歌姫は前回に続いて、ご贔屓、「インガー・マリエ(グンナシェン)/Inger Marie (Gundersen)」。アルバムも、前回紹介の最新作「Feels Like Home」(2018)から。

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Feels Like Home
Inger Marie
Stunt



「When October Goes - Inger Marie Gundersen」

          
by knakano0311 | 2018-12-02 10:53 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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