洗面所の照明器具の調子がおかしい。リビングのシーリング・ライトもだいぶ暗くなってきた。先日暗くなった照明器具の蛍光灯を替えた。高所作業、まだまだ大丈夫ではあるが、この先、だんだん蛍光灯の取替えもおぼつかなくなってくることは目に見えていると実感。省エネということもあるが、落下や転倒による怪我の方がむしろ心配。最近は、価格も相当安くなっているので、この際思い切って、寿命20年とも言われ、多分この先替えることが不要と思われるLED照明器具に替えようと決めた。順次替えていくつもりであるが、とりあえずリビング、洗面所、スタンドを替えた。
元々、電設機器メーカーで働いていたので、この手の工事はおてのもの。だいぶ手先が不器用になってきているのを嘆きながらも、なんとか無事に工事を終えた。白熱電球、蛍光灯に比べ、発色や雰囲気はあまり違和感は感じなかったが、こんなに明るくていいのだろうかと思うくらい明るい。近い将来「陰翳礼讃」、「仄暗さ」、「翳り」なんて日本語はひょっとしたら、死語になっていくのではないかと思う。しかし、老眼がすすみ、手元が見えにくくなってきた私にとっては、ありがたい明るさではある。
大雪のニュースが流れている今宵の曲、「Snow + Light」。「色彩のピアニスト」ともよばれる「ダスティン・オハロラン/Dustin O'Halloran」のオリジナル。1971年生まれ、ベルリン在住のアメリカ人ピアニスト/作曲家で、「ソフィア・コッポラ/Sofia Coppola」監督の映画、「マリー・アントワネット/Marie-Antoinette」(2006年)への楽曲提供で注目を集めたピアニスト。
その音色は、欧州ジャズといってもいいくらいアメリカン・ジャズの香りは全く感じない。「光」と名付けられたアルバム、「Lumiere」(2011)から。このアルバムに収録されている「Snow + Light」などの曲は、「ドレイク・ドレマス/Drake Doremus」監督の映画、「今日、キミに会えたら/原題:Like Crazy」や、「ダコタ・ファニング/Hannah Dakota Fanning」が主演した、「オル・パーカー/Ol Parker」監督の映画、「17歳のエンディングノート/原題:Before I Die」に使用された。
Lumiere
ダスティン・オハロラン/Dustin O'Halloran
Fat Cat
「Snow + Light - Dustin O'Halloran」