偶然ですが、あの3月11日は私の誕生日でもある。この歳になると「おめでとう」と言われるのには、違和感があるが、次男家族がプレゼントを持ってやってきた。だいぶ前から、「もうプレゼントなどはいらん。とくに身につけるものなどは ・・・」と言ってあったが、地ビールを下げてきた。
茨城県の創業190年の日本酒の蔵元が、製造・販売するクラフト・ビール、「常陸野ネスト・ビール」。お嫁さんのお兄さんが茨城県で働いてるので、彼のおすすめのようだ。この地ビール、ドイツ、イギリス、アメリカなど世界各国で行われている国際的なビール・コンテストで何度も金メダルを受賞し、昨年は米国に約136万本を出荷しているというから驚き。
被災地支援の願いもすこし込めて、美味しく飲んだこの地ビール、「常陸野ネスト・ビール」のロゴ・マークはフクロウ(左)。世界中で「フクロウのビール」と呼ばれるようになったという。我々森林ボランティア・グループのロゴ・マークも同じくフクロウ(右)。有名になる必要などまったくないが、地道な活動が評価されたのか、すこし旧聞になるが、平成29年(2017)第28回全国「みどりの愛護」のつどいで、団体として国土交通大臣賞をいただいた。
「OWL Trio」というジャズ・トリオがある。ギター、サックス、ベースというドラムレスな変則トリオである。メンバーは、ノルウェー出身のギタリスト、「ラーゲ・ルンド/Lage Lund」と、ともにイギリス出身の「ウィル・ビンソン/Will Vinson(sax)」、「オーランド・フレミング/Orlando le Fleming(bass)」。3人の頭文字を取って「OWL(フクロウ)」トリオと名づけたのであろうが、ちょっと粋。
ドラムレスだからメロディが際立つように感じられ、また、トリオが醸し出すハーモニーもゆったりとして心地良い。
Owl Trio
Lage Lund・Will Vinson・Orlando Le Fleming
Losen Records 最初は、「Morning Glory」。「デューク・エリントン/Duke Ellington」の曲から。
「OWL Trio – Morning Glory」 「OWL Trio – All Across the City」