人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大屋地爵士のJAZZYな生活

きっと明日は筋肉が ・・・

きっと明日は筋肉が ・・・_b0102572_10142165.jpg

 今日の作業はこたえましたね。梅雨明けで朝から気温はうなぎのぼり。作業を開始する頃には気温は、もう30℃近くあったのではないだろうか。こんな急斜面での作業 ・・・。安全と熱中症には十分気を配っているが、アイゼンを使って体のバランスを保ちながらの作業。明日は、きっとあちこちの筋肉が悲鳴を上げているだろう。作業を終えて、ワークショップに戻ったら、エアコンの涼しさとアイスコーヒーという天国が待っていた。
   

 今宵の曲。残念ことに、2014年7月11日に亡くなってしまったが、私が最高のベーシストと思っていた、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」の作品に、「Beyond The Missouri Sky」(1997)、「American Dreams」(2002)、「Land Of The Sun」(2004)などのように、自然への憧れやノスタルジーをコンセプトとし、そのジャケットに美しい景観を配したアルバムがある。その中でもお気に入りの一枚が、「ゴンサロ・ルバルカバ/Gonzalo Rubalcaba」らキューバのミュージシャン達とコラボしたアルバム、「Land Of The Sun」。
  
きっと明日は筋肉が ・・・_b0102572_10151207.jpg


 ヘイデンとルバルカバは1990年代から何度も共演し、私も大のお気に入りで、2000年に録音され、グラミー賞の最優秀ラテン・ジャズ・アルバムを受賞したボレロ・アルバム、「ノクターン/Nocturne」(2001)も有名だが、この「Land Of The Sun」は、その翌年に続いて録音された。メキシコの作曲家「ホセ・セブレ・マロキン/Jose Sabre Marroquin」の楽曲が中心で、アルバム・タイトルには、「La Tierra Del Sol = 太陽の地」という意味のスペイン語、収録曲はそれぞれスペイン語とその英語訳が表記されている。
  
 前2作のアメリカ讃歌とはちょっと趣きが違って、明るい陽光と土の香がむせかえるようなメキシコの大地、そこに、有史以前から暮らしてきた原住民、インディオたちの歴史や血を感じさせるような、ノスタルジックで温かみのあるアルバム。鋭角的なところや引っかかるところがひとつもなく、聴いているといてるとゆったりと優しい気持ちになれる、本当に傑作と言えるアルバムだろう。そのアルバムからいくつか。

きっと明日は筋肉が ・・・_b0102572_10155469.jpg



 LAND OF THE SUN
 ゴンサロ・ルバルカバ & チャーリー・ヘイデン/Gonzalo Rubalcaba & Charlie Haden
 EMARR





        
「Charlie Haden & Gonzalo Rubalcaba ― Cancion De Cuna A Patricia(Lullaby For Patricia)」

          


「Charlie Haden - Solamente Una Vez(You Belong To My Heart)」

          


「Esta Tarde Vi Llover (Yesterday I Heard The Rain) - Charlie Haden」

          


「Sueno Solo Con Tu Amor (I Only Dream Your Love) - Charlie Haden」

          

    
    
    


by knakano0311 | 2019-07-27 10:24 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
<< 路傍の花、樹々の鳥(350) ... 「遊び場」という名前のカフェで >>