人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大屋地爵士のJAZZYな生活

山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~

山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00111834.jpg
山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00114597.jpg
山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00122797.jpg
山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00131581.jpg
山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00134587.jpg
山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00142593.jpg
山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00145304.jpg
 六甲山系の西にある「神戸市立森林植物園」の紅葉が見頃だというので、早速車を走らせる。新名神、阪神高速北神戸線を乗り継いで、我が家から1時間ほど。六甲山は、桜、花、新緑、避暑、ウォーキング、絶景、紅葉、静寂などが楽しめる、多彩で手近なリゾートなので、よく出かける。園内を1時間半ほどかけて、紅葉を楽しみながらゆっくり歩く。色鮮やかな「メタセコイア」、「イロハモミジ」、「アメリカフウ」。そして「十月桜」が満開なことに驚く。昼食は園内のカフェで、温かいスープとパン。

山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00155181.jpg
山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00161089.jpg
 森林植物園を後に、六甲山系の尾根を、東へ向かって走り、着いたところは、「ガーデン・テラス」。大阪平野、大阪湾、明石海峡、紀伊水道まで見渡せる絶景スポットで人気の場所。この日も、欧米人、中国人のツアーが来ていた。もう何もいうことはなし。空と海と山の絶景が眼下に広がる。山は紅(くれない)、空は碧(あお)。絶景の六甲山を駆け抜けた一日。8日はもう「立冬」。何日か前、近畿地方には、冬の訪れの前奏曲、「木枯らし1号」が吹いたという。
  
 ドライブの間、流していたのは、北欧デンマークの美女ジャズ・シンガー、「クラーラ・ヴースト/Clara Vuust」のアルバム、「Here's to Love」(2013)。その中で、今まで聴いていて気がつかなかったが、聞き覚えのあるメロディに気がついた。「Samba Em Preludio(プレリュードのサンバ)」。たしか、「バーデン・パウエル/Baden Powell」作曲、「ヴィニシウス・ヂ・モライス/Vinicius de Moraes」作詞の甘美なメロディをもつ曲でボッサの名曲の一つ。
   
 調べてみたらこんな詩がついていた。
   
【 Samba em prelúdio 】  by Baden Powell , Vinicius de Moraes
   
「♪ Eu sem você, não tenho porque   あなたがいないと、なにもできない
  Porque sem você, não sei nem chorar  あなたがいないから、泣くこともできない
  Sou chama sem luz, jardim sem luar  私は光のない炎のよう、月の光のない庭のよう
  Luar sem amor, amor sem sedar     愛をなくした月、ぶつけようのない愛
   
  Eu sem você, sou só desamor     あなたがいないと、やるせなくなる
  Um barco sem mar, um campo sem flor  海のない舟よう、花のない野原のよう
  Tristeza que vai, tristeza que vem  悲しみが去っても、また悲しみが来る
  Sem você meu amor, eu não sou ninguém. 恋人よ、あなたがいないと、生きて行けない
   
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
   
山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00180072.jpg


 Here's to Love
 Clara Vuust/クラーラ・ヴースト
 STORYVILLE RECORDS





       
「Samba Em Preludio - Clara Vuust」
         


山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00210279.jpg



 聞き覚えがあったのは、「セバスチャン・タパジョス/Sebastiao Tapajos」の演奏。かって、彼のLP盤を所有していたが、手元から逸し、長い間そのCD復刻版を探していた。10数年前になるが、やっとのことで、その復刻版CDが見つけ、その喜びをこのブログに載せたことがある。その、アルバムは、「Sebastiao Tapajos/Brasil - El Arte De La Guitarra」(trova 1971録音)。
     
 「セバスチャン・タパジョス」。1944年生まれ。9歳のときに父親からギターを学び始め、後に20代のころ、ヨーロッパに留学し、リスボンとマドリードでギターを学んだ。2000年代には、ヨーロッパでツアーも。彼のキャリアの中で50以上のアルバムをリリースしているという。。「バーデン・パウエル/Baden Powell」の陰に隠れて目立たなかった感があるが、パウエルを超える速弾きのギターの名手であると私は思っている。久しぶりに引っ張り出して、聴いてみた。

山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~_b0102572_00222601.jpg




 Brasil - Arte De La Guitarra
 Sebastiao Tapajos/セバスチャン・タパジョス
 Intercd Brasil




       
「Sebastião Tapajos - Samba em preludio」
          
   
    
    


by knakano0311 | 2019-11-08 00:26 | おやじの遠足・街歩き | Comments(0)
<< 今年最初のクヌギを伐る さらば、金色の眼の女 ~ マリ... >>