「木村充揮」。映画、「毎日かあさん」(2011年公開)のエンディングで流れて、涙腺崩壊した「ケサラ ~ CHE SARA ~」。アルバム、「小さな花」(2006)から。
「ケ・サラ(イタリア語: Che sarà )」は、1971年の「サンレモ音楽祭」で発表された楽曲で、その意味は、日本語に訳すと、「どうなってしまうんだろう?」という意味だという。イタリアでこの歌が発表された1971年、日本では学生運動や安保闘争の火が燃え上がっていた。 当時、「にしむらよしあき」が日本語に訳した歌詞が、権力と闘いながら平和と自由を訴えていた学生達によって、集会や歌声喫茶などで歌われた。東大安田講堂事件が1969年、 日本航空機よど号ハイジャック事件、三島由紀夫事件が1970年、1971年は、ちょうど入社して関西に2年ほど経った頃ころ。「木村充揮」独自の訳は、そんな政治色は消えてる。香港のニュース映像が頭をよぎる。
【 ケサラ ~ CHE SARA ~ 】 作詞・作曲:Francesco Migliacci・Cario Pes・Italo Nicola Greco・Enrico Sbriccoli 日本語詞:木村充揮