今宵、久しぶりに聴く歌姫は、北欧デンマーク出身のギタリストでヴォーカリスト、「メッテ・ジュール/Mette Juul」。4年ぶりの新譜「Change」。わたしは、デビュー盤、「カミング・イン・フロム・ザ・ダーク/Coming In From The Dark」(2010)からだから、本当に久しぶり。
1975年生まれというから、今年44歳のベテランである。2007年に「インターナショナル・ジャズ・アーティスト・コンペティション/the International Jazzartist Competition」のボーカル部門で見事優勝したというから、かなりの実力の持ち主。しかし、デビュー後は、「Moon On My Shoulder」(2012)、「There Is A Song」(2015)のたった2作という寡作であったが、この9月に新作「Change」がリリースされた。