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大屋地爵士のJAZZYな生活

今年も現れたのは ・・・

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 先週に引き続き、「台場クヌギ」の伐採と窯木づくり。今年も現れいでたるは、子供たちの大好きな体長5cmくらいの真っ白な「カブトムシ(甲虫、兜虫)」の幼虫(ひょっとしたらカミキリムシかも)。腐植土や枯葉の下で孵化し、育腐植土や柔らかい朽木を食べて成長する。この幼虫、伐採の現場に時折、出てくる。そっとつまんで枯葉の中に返した。

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 割り木作りも順調に進んでいる。木を割るというと、斧(おの)、あるいは鉞(まさかり)を使ってと思われるかもしれないが、それは相当の熟練の技を要する。我々は安全に確実に木を割るために、楔(くさび)と玄能(げんのう)を使う。窯木の準備ももう少しで整う。

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 さて、今宵の歌姫は、イタリア出身「アリーチェ・リチャルディ/Alice Ricciardi」の新譜。この人も寡作です。 私は寡聞にして、 「Comes Love(2008)」、「Optics」(2015)の2作しか知りません。
  
  「アリーチェ・リチャルディ」は、1975年イタリア、ミラノ生まれ。「プッチーニ」などを輩出した「ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院」に入り、バイオリンとピアノを学び、その後、「ミラノ国際音楽アカデミー」で、彼女より一足先にJAZZシンガーとしてデビューを果たしている「ロバータ・ガンバリーニ/Roberta Gambarini」などと共にヴォーカルの勉強もスタートさせたという。2005年には「モントレー・ジャズフェスティバル・ヴォーカル・コンペ」で第2位に入賞した実力の持ち主。デビュー作後、消息を聞かなかったが、7年後の2ndアルバム、「Optics」(2014)を聴いた時は、「しばらく見ぬ間に、すっかり大人の風格をもち、本格派のジャズ歌手に脱皮した」、そんな印象を持った。

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 そして、さらに5年後、第3作は、1996年頃より、サックス奏者「ロザリオ・ジュリアーニ/Rosario Giuliani」や、イタリアン・ジャズ界の鬼才、「ニコラ・コンテ/Nicola Conte」と活動を共にし、数多くの重要作品に参加してきた、ピアノの「ピエートロ・ルッス/Pietro Lussu」とのデュオ作品、「Catch A Falling Star」(2019)。自らのレーベル「ジビジャーナ/Gibigiana」を立ち上げてからリリースした記念すべき第1作目だという。オリジナル4曲、スタンダード6曲に加え、スタンダードの「Let's Face the Music and Dance」、かって「ペリー・コモ/Perry Como」がヒットさせたタイトル曲「Catch A Falling Star」や、「ビーチ・ボーイズ/The Beach Boys」の「Good Vibrations」などを一筋縄ではいかない凝ったアレンジで聴かせる。録音は、職人芸を発揮するレコーディング・エンジニアリングの匠、「ステファノ・アメリオ/Stefano Amerio」。「ロバータ・ガンバリーニ」に比べ、歩みは遅いが「アリーチェ・リチャルディ」、着実にJAZZの王道を歩んでいるように感じる。

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 Catch a Falling Star
 Alice Ricciardi and Pietro Lussu/アリーチェ・リチャルディ&ピエ-トロ・ルッス
 Gibigiana Records




   
     
「Let's Face the Music and Dance - Alice Ricciardi & Pietro Lussu」
          

「Catch a Falling Star - Alice Ricciardi & Pietro Lussu」
          

「Good Vibrations - Alice Ricciardi & Pietro Lussu」
          

    
    
      


by knakano0311 | 2019-12-13 15:10 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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