2006年のデビュー・アルバムは、「Junjo」。非凡なベース演奏とスキャットを中心に、ラテンのリズムやパーカッションなどを融合したその音楽はジャズ界に衝撃をもたらしたという。前・米大統領「バラク・オバマ」氏は彼女のファンで、2009年12月、オスロ・シティホールで開催されたノーベル平和賞授賞式で、オバマ氏の名誉を讃える演奏を披露し、翌日のノーベル平和賞コンサートに出演した。第4作、「ラジオ・ミュージック・ソサイエティ/Radio Music Society」(2012)は、第55回グラミー賞(最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム)を受賞した。
【 Winter Sun 】 by Esperanza Spalding
「♪ Once autumn’s glow あの秋の輝きも Has gone away 過ぎ去り And gray cotton clouds 灰色の綿雲が Blanket drowsy days 眠気を誘うような毛布にみえる日が来ると You’re the winter sun あなたは冬の太陽になる
Once fallen leaves 散り落ちた枯葉が Have lost their crunch もうバリバリという音をたてなくなり And turn to confetti 茶色とオレンジ色の Brown and orange 砂糖菓子のようになると I know soon もうすぐあなたは You’II come tame the whip of the wind 風の鞭に急かされるようにやってきて And bathe the naked branches すっかり葉が落ちた枝を with warmth and light 日差しで暖める
そして、YOUTUBEで見つけたのは、「ペンギン・カフェ/Penguin Cafe」。南極のペンギン達に捧げるアルバムだという、「ハンドフルズ・オブ・ナイト/Handfuls of Night」(2019)から「Winter Sun」。「エスペランサ・スポルディング」のそれとは同名異曲であるが、メランコリックなメロディーと透明感のある雰囲気に南極の壮大な景色が浮かぶ。