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大屋地爵士のJAZZYな生活

棚田に囲まれた百姓家で蕎麦を喰う

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 妻の友人から美味しい蕎麦屋があると聞き、やってきたのは猪名川町の北部、「柏原の棚田」と地域では知られている棚田に囲まれた谷間の集落に、ひっそり佇む週に2日だけしか営業してない蕎麦屋。もちろんSNSなどにも紹介されていない、猪名川町に住んでいる人しか知らない、いわば、隠れ蕎麦屋である。立派な玄関、庭や欄間、土壁、床の間の百姓家を、そのまま蕎麦屋として使っていて、妙なリニューアルなど一切していないところが好ましい。ゆったりと4席のテーブル席だけで、この日も満席。

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 メニューはおまかせのメニューだけである。まずは、梅ジュース、春菊と柿の白和え、そして、メインは、十割蕎麦と地元で採れた野菜中心の天ぷら。十割なのに、しっかりコシがあって、風味が際立っている。さらにメニューにない、あんかけの蕎麦がき、温かい蕎麦と続き、炊き込みご飯と漬物、デザートは南瓜プリンとコーヒー。いや、お腹いっぱいの大満足。もう終わりかと思ったら、さらに蕎麦のかりんとうが出てきたのには驚いた。
   
 聞けば、この地での蕎麦作りの歴史はそう長くはなく、道の駅に「そばの館」ができてから、猪名川町が町おこしの一つとして、蕎麦の栽培を奨励したのがきっかけだそうだ。一時は年間15トンも玄蕎麦を生産していたが、最近は3トンがやっとだそうだ。原因は、ここでも「鹿の食害」。新芽が全て食べられてしまうという。

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 1時間半近くかけてゆっくり蕎麦を楽しみ、そのあとは、間近に広がる棚田の風景を散策して楽しむ。店を出るとき、近くのお寺の鐘が「ご~~ん」と鳴った。今でも毎日時を告げているという。棚田、百姓家、蕎麦、寺の鐘 ・・・。なにか日本の原風景にタイムスリップしたようで懐かしい一時を過ごした。クリスマスもいいけど、こんな年の瀬の過ごし方もいい。

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 今宵のピアノ、ノルウェーのピアニスト、「ヘルゲ・リエン/Helge Lien」率いるピアノ・トリオ。そのトリオのアルバムに、日本語のタイトルをつけたアルバムがある。「Natsukashii」(2011)。「懐かしい」。この曲、蕎麦屋のBGMに流れたとしても、全く違和感はない。
     
 「ヘルゲ・リエン」。ノルウェーを代表するピアニスト。1975年、ノルウェイ生まれの42歳。最初に音楽的影響を受けたのが、「ピンク・フロイド/Pink Floyd」だという。16歳でクラシックを志したが、「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」を聴いて、JAZZの世界に。最初、ピアノ+チューバ+サックスという変則トリオを立ち上げるも、それと時期を同じくして、標準的編成のピアノ・トリオ、「ヘルゲ・リエン・トリオ」も立ち上げたという。 タイトル曲、「Natsukashii (懐かしい)」、「Hymne(聖歌)」の2曲を ・・・。パーソネルは、「Helge Lien;piano」、「フローデ・ベルグ/Frode Berg;bass」、「クヌート・オーレフィアール/Knut Aalefjaer;drums」。録音は、2010年9月。

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 NATSUKASHII (懐かしい)
 Helge Lien/ヘルゲ・リエン
 OZELLA/DISK UNION





          
「Helge Lien Trio - Natsukashii (懐かしい)」
          

「Helge Lien Trio - Hymne (Til Jarl Åsvik)」
          

     
    
   


by knakano0311 | 2019-12-24 09:47 | おやじの遠足・街歩き | Comments(0)
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