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大屋地爵士のJAZZYな生活

むべなるかな

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「Boseが日本を含む世界119カ所の直営店を閉鎖へ」。そんなニュースが新聞に。

 米音響機器メーカ大手の「BOSE(ボーズ)」社は、日米欧とオーストラリアに計119ある直営小売店を、数カ月以内に全て閉じると米メディアに明らかにした。最近ずっと言われてきたことであるが、CDやDVDが廃れ、ネット経由の音楽がNETやスマホなどで聴かれるようになったことで、ヘッドホンや持ち運びできるスピーカーなど、無線通信でつながる小型の商品が主力となり、「ボーズ」の売れ筋は変わった。また、NET通販の普及で、主力製品の販路がオンラインに移り、実店舗の役割も低下していた。


むべなるかな_b0102572_10042346.jpg 実は、私はいまでも「BOSE」の10数年も昔のモデルのCDラジカセを愛用している。また、現役時代は、それぞれ2台潰れるくらい、「BOSE」のノイズキャンセリング・ヘッドホンと「i-POD」を携えて出張で欧米など世界を駆け巡った。

 しかし、現役を退いてから、技術の進歩により、「いつでもどこでも音楽」という私の音楽ライフに合った機器やNETを使ったビジネスモデルが出てきた。デジタル技術の進化は、私にとっては好機である。結果、TV受像機は配信による海外TVドラマを観るためのモニタと化し、「Windows10」になってからは、「Windows Media Player」によって、膨大なCDや、最近多くなってきたNET配信で購入したアルバムも、すべてデータとしてパソコンに取り込め、再生、編集、USB、CDへのバックアップも自在にできるようになったので、「BOSE」のラジカセを使うのは、CDへのバックアップのチェックくらい。完全に引退後は、出張もなくなり、ノイズキャンセリング・ヘッドホンも「i-POD」も出番はなくなったが、最近、スマホに変えてからは、「音楽聴き放題」のサービスを使いを使い始めた。

 かって、あれほど通っていた「TSUTAYA」も、ここ何年も言っていない。70歳をとうに超えた爺さんの私ですらこうである。ビッグ・データの単なる1データになりつつあることは、十分に理解しているつもりだが、これも時代か。「Bose」の直営店閉鎖、「むべなるかな」である。

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 ということで、今宵の曲、「Everything Must Change」。「万物は流転する」、「すべてのものは移ろいゆく」というような意味である。この曲は、作曲家としても知られている、米国ヒューストン出身のソウル・シンガー、「ベナード・アイナー/Benarad Ighner」が1974年に作詞作曲した曲で、同年、「クインシー・ジョーンズ/Quincy Jones」のアルバム、「ボディー・ヒート/Body Heat)」に、「ベナード・アイナー」自身による歌唱が収録されている。「ニーナ・シモン/Nina Simone」の歌唱が有名であるが、ソウル・シンガーだけではなく、多くのジャズ・シンガーにも歌われるようになり、今ではスタンダード・ナンバーの一つと言ってもいい曲になった。

【 Everything must change 】 作詞・作曲 Benarad Ighner

「♪ Everything must change  全てのものは移ろいゆく 
   Nothing stays the same  何一つとして同じところにとどまることはない
   Everyone must change   全ての人も変わりゆく
   No one stays the same   変わらない人など誰一人いない

   The young become the old   若き人もやがては老い
   And mysteries do unfold      不思議はやがて不思議ではなくなる
   Cause that's the way of time    時というものはそういうもの
   Nothing and no one goes unchanged  移ろわないものなど何一つないのだ
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        
   And music makes me cry      そして、音楽は私を泣かせる    ♪」


謡曲、「敦盛」の死生観にも通ずるようだ。「・・・ 一度生を受け 滅せぬ者のあるべきか ・・・」。

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 Body Heat
 Quincy Jones/クインシー・ジョーンズ
 A&M






「Quincy Jones Feat. Benard Ighner - Everything Must Change」


          

私ご贔屓の「レディ・キム」の歌唱も聴いてみましょうか。アルバムは、「Everything Must Change」(2005)から。
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 エヴリシング・マスト・チェンジ/Everything Must Change
 レディ・キム/Lady Kim
 ヴィレッジ・レコード






「Lady Kim - Everything Must Change」

             
 
 そして、アルバム、「Baltimore」(1978)から、大御所「ニーナ・シモン/Nina Simone」のドラマティックな歌唱も ・・・。
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 Baltimore
 ニーナ・シモン/Nina Simone
 Sbme Special Mkts.






「Everything Must Change - Nina Simone」
          


by knakano0311 | 2020-01-18 16:48 | マーケッターとしてのシニアから | Trackback | Comments(2)
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Commented by photofloyd at 2020-01-18 22:34
風呂井戸です。こちらでコメントすると、私はphotofloydとなって、このEXBLOGの私の「瞬光残像」との関係になるようですね。
それはさておき、Boseはどちらかというと、小型スピーカー・メーカーでしたね。従って今まで長らえていたとも逆に言えますね。大型スピーカー・メーカーは、とっくに痛めつけられて、日本のYAMAHA、DIATONE、PIONNERなんかはそのものですね。目下は世界の精鋭のみ残っている状況ですね。車一台と変わらないような値段のスピーカーが頑張っている。それは受け入れる層があるんですね。そんな世界が一方でのオーディオ世界。
 私は未だにLP,CDでないと納得できないままで、これからストリーミングの世界にどうやって入って行けるか自信がありません。そこでMQA-CDなんかは相当に期待しています(笑い)。
Commented by knakano0311 at 2020-01-19 10:02
風呂井戸さん 私はどちらかというと、オーディオ装置の前に座ってじっと聴き入るという「音楽鑑賞」という言葉が当てはまるようなスタイルが苦手。だから、LP+オーディオ装置⇒カセット+ウォークマン⇒CD+携帯CDプレイヤー⇒i-POD という流れは大歓迎でした。スマホ、配信、ストリーミングの世界が私の音楽ライフをどう変えていくのか、ちょっと試してみたいと思っています。
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