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大屋地爵士のJAZZYな生活

赤く燃える菊

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 朝から晴れたと思ったら、雨、みぞれ、雨、また晴れと天気が目まぐるしく変わった日。そんな中、標本木の菊炭を七輪で燃やして、燃え方、匂い、煙の有無、色など炭の評価。黒い菊も美しいが、赤い菊も美しい。

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 春の嵐に、その花穂をなびかせているのは、「ケヤマハンノキ(毛山榛の木)」。まだ残っている前年の果実とともに揺れている。

 そして暖冬の影響でしょうか、いつもよりちょっと早く咲き始めた、「サンシュユ(山茱萸)」。葉が出るより先に黄色い花をつけるので、別名、「ハルコガネバナ(春黄金花)」と呼ばれてる。

 「ミツマタ(三叉、三椏)」も、咲けば黄色い花を付けるが、開花を待って保護のための金網の中で、蕾を大きくしている。やはり、春は早足で近づいてきている。
   
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 今宵のピアノ。ポーランドで人気の「スワヴェク・ヤスクウケ(ヤスクーケ )/Slawek Jaskulke」。スワヴェクが住むポーランド北部のバルト海に面した町、「ソポト/Sopot」。その町にある野外庭園で、2019年の7月に彼のソロ・ピアノ・コンサートが開催されたという。そこでは庭園の小鳥やかもめなどの鳴き声、聴衆の子供たちの声などが、ピアノとあまりにも絶妙に美しく調和していため、急遽アルバム化することを決定したという。演奏曲は、彼のオリジナル全5曲、その中の4曲が、アルバム「Sea」(2016)と「夢の中へ Part II/原題:SENNE Part II」(2018)収録曲のモチーフが演奏されているとある。

 1979年1月ポーランド生まれ。名門「カトヴィツェ音楽大学」へ進むも退学し、2年間欧州の各地を放浪しながら音楽を演奏。ポーランドへ戻るとサックス奏者の「ズビグニェフ・ナミスウォフスキ/Zbigniew Namyslowski」に見出され、プロキャリアをスタート。自身のピアノ・トリオやショパンのカヴァー・プロジェクトなど、多彩な活動を展開しているという。
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Park LIve/パーク・ライヴ
Sławek Jaskułke/スワヴェク・ヤスクウケ
コアポート






 新アルバムは、まだYOUTUBEにアップされていないので、「Sea」から何曲か。テクノ・ポップスのような印象もあり、和旋律を感じさせる部分もある。退屈な人もいるかもしれないが、不思議で美しいピアノ。
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 Sea/シー
 Sławek Jaskułke/スワヴェク・ヤスクーケ
 コアポート





「Sławek Jaskułke - Sea I」
          
   
「Sławek Jaskułke - Sea IV (Main Theme) 」
          
    
「Sławek Jaskułke - Sea V」
          


by knakano0311 | 2020-02-29 10:08 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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