

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、9日、世界で感染拡大が続く新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的な大流行)の脅威が非常に現実味を帯びてきた」と述べた。
中国湖北省武漢市で発生したウイルスは世界中で勢いを増しており、感染は100カ国以上、10万人を超え、死者は、10日時点で4,000人を超えているという。
また、同事務局長は、「歴史上初めてコントロール可能なパンデミック」と述べたとも報じられている。
この報道に違和感を覚えた。「コントロール可能」ならパンデミックになんかなっていないのだ。奇しくも3月11日、福島原発の汚染水を「アンダーコントロール」として、オリンピックを東京に引っ張ってきた時の総理の言葉と同じくらいの違和感。最初から、このWHO事務局長の発言には、「なにか中国よりだな」と感じていたが、またしてもそんな感じを強くした。
地域間の経済格差差をなくすという、いい一面も持っていた経済のグローバル化が、ここへ来て、パンデミックへの道を開いてしまった。「グローバル化の負の側面」というのは、こういうことなのか。もう一度、「ジャレド・ダイヤモンド/Jared Diamond」著、「倉骨 彰」訳、「銃・病原菌・鉄(上・下)」(草思社文庫]を読み直してみようと思う。
なぜ人類の文明の発達に世界各地で大きな差が出来たか? 少数のスペイン軍がインカ帝国の大軍勢を相手に勝利できたのは、スペイン人が持ち込んだ病原菌にインカ人が感染し、戦局に有利に働いたとは言われているが、なぜその逆でなかったのか? 現在の世界に広がる富とパワーの「地域格差」を生み出したものとは。1万3000年にわたる人類史のダイナミズムに隠された壮大な謎を、進化生物学、生物地理学、文化人類学、言語学など、広範な最新知見を縦横に駆使して解き明かす。

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎
ジャレド・ダイアモンド著 、 倉骨彰訳
草思社文庫
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎
ジャレド・ダイアモンド著 、 倉骨彰訳
草思社文庫
「未知のウィルス」を、「unknown viruses」というが、今宵のアルバムは、イスラエル出身のピアニスト、「オメル・クライン/Omer Klein」の「To The Unknown」(2013)。この場合は、「知らない誰かさんへ」というような意味でしょうか。
1982年、イスラエルに生まれ、アメリカのボストン、ニューヨークでの活動を経て、現在はドイツを拠点に活躍するという。作曲家、ピアニストとして今世界で最も注目される人物のひとり。アルバムは、5作目、「To The Unknown」(2013)。9曲全て「オメル・クライン」の作曲。
中近東、スパニシュなどのエキゾチックな要素も感じられ、ちょっと異色。トリオを組む、「ハガイ・コーエン・ミロ/Haggai Cohen-Milo(b)」、「ジヴ・ラヴィッツ/Ziv Ravitz (ds)」もイスラエル出身であり、ニューヨークで活躍するイスラエル系ジャズメンの台頭は、ここのところ目覚ましいものがあるという。

To the Unknown
Omer Klein
Plus Loin Music
「Omer Klein - To The Unknown (Full Album) 」
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