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大屋地爵士のJAZZYな生活

アベノマスクが届いたが、パッとどころか不安は一向に消えない

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 8都道府県を除く39県に緊急事態宣言解除が出された14日の夜、例の「アベノマスク」が届いた。ちょうど、安倍総理が会見を行っている最中である。もちろん無いよりはマシであるが、手作りやドラッグ・ストアに出回り出したもので当面は足り、一番欲しかった時期はとうに過ぎている。予算466億という巨額の税金を使って・・・。やはり優先順位を間違えているとしか言い様がない。
   
 そして、マスクは受け取ったが不安は一向に消えない。むしろ強くなっているといっていい。コロナ・ウィルスが消滅したわけではない。ワクチンや特効薬ができたわけではない。望めば誰でも検査を受けられ体制ができたわけではない。感染しているのか、感染していても無症状なのかもわからない。必要にしてかつ十分な検査体制は、統計数字へのためだけではなく、国民の不安解消のためなのだ。
   
 そして、いまだに何も変わっていないのが、政府の一体感のなさ。「アベノマスク」提唱者のように官邸を牛耳っているとされる経済政策優先の経産省出身の総理秘書官たち。そしてなにより国会で不手際や不用意な発言を指摘されるとムキになる大臣や首相。あったことを強弁や改ざんによってないことにしてきたこの内閣。コロナの裏でおかしな法案の成立が画策されている。
   
 解消と言っても、「新しい日常」とやらの行動制限は続く。ワクチンができ、コロナ菌が根絶されるまで、第2波、第3波の感染拡大を覚悟しなくてはならないし、勝ち抜くまで、コロナとの長い戦いはまだまだ続くことを覚悟せねばならないようだ。
     
 さて、コロナに負けないようにと今宵贈る歌は、アメリカのR&B歌手、「グロリア・ゲイナー/Gloria Gaynor」の最大の代表曲でもあり、世界的な大ヒット曲ともなった、「I Will Survive/邦題;恋のサバイバル」。1978年、日本中にディスコ・ブームが到来したバブルの最中に大ヒットした曲。

【 I Will Survive 】 by Dino Fekaris / Frederick Perren

「♪ At first I was afraid I was petrified  最初は心配したし、混乱もした
  Kept thinkin' I could never live    あなたがそばにないと
  Without you by my side        生きていけないのではと考えて

  But then I spent so many nights    長い間、孤独の夜を過ごし
  Thinkin' how you did me wrong    自分は間違っていたんじゃないかと考えもした
  And I grew strong           でも私は強くなったのよ
  And I learned how to get along     一人でも生きてゆけるってわかったの

  And so you're back from outer space  でもあんたは戻ってきた
  I just walked in to find you here     情けない顔して戻ってきたあんたを
  With that sad look upon your face    見てしまったの
  I should have changed that stupid lock  もう錠を変えるわ
  I should have made you leave your key  あんたと同じ鍵なんか持つ気はないの
  If I'd've known for just one second   あんたが私のことを気にかけて帰ってきたなんて
  You'd back to bother me         一秒たりとも思いたくない

  Go on now go, walk out the door    さあ出て行ってよ。
  Just turn around now          いますぐそのドアから出て行ってよ!
  'Cause you're not welcome anymore   もうあんたなんかまっぴらよ
  Weren't you the one           わたしを傷つけたあんたなんか
  Who tried to hurt me with goodbye    サヨナラよ
  Did I crumble              落ち込むと思った? 
  Did you think I'd lay down and die?    死ぬほど泣き崩れるとでも思った?

  Oh no, not I, I will survive        ばかばかしい 私はひとりで生きてゆけるわ
  Oh as long as I know how to love     愛することができる限り
  I know I'll stay alive            生き続けるわ
  I've got all my life to live          わたしの人生すべてをかけて
  I've got all my love to give         わたしの愛すべてを捧げて 
  And I'll survive, I will survive, hey hey   生き抜いていって見せるわ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 3蜜の典型的な場所、ディスコなどに足を踏み入れることはなかったが、1994年(平成6年)8月31日、東京に出張していて、JR田町駅前で出くわしたのは、ボディコンの女性たちが大量にたむろしているという異様な光景。聞くと、「ジュリアナ東京」の最後の日だという。あの頃から女性たちは元気でしたが、この歌が後押ししたんですかね ・・・。 
    
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 I Will Survive: the Very Best of Gloria Gaynor
 グロリア・ゲイナー/Gloria Gaynor
 Polydor






「Gloria Gaynor - I Will Survive」

          
 
      
 早速、パロディがいくつかアップされていました。その一つを ・・・

「I Will Survive, by Gloria Gaynor (COVID-19 Version, , Wash your hands)」
          
    
    
     

by knakano0311 | 2020-05-15 09:55 | JAZZ的トリビア | Comments(0)
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