この日の旬の花めぐりウォーキングのスタートは、「ロザリウム(薔薇園)」から。この季節、「総状花序」、「穂状(すいじょう)花序」の花も多く、「トウネズミモチ(唐鼠黐、唐女貞)」「ミモザ(銀葉アカシア)」、「ブラシノキ(ブラシの木、
金宝樹)」などがあちこちで見られる。そして、梅雨にちなんだいわれを持つ、「 タチアオイ(立葵)」、橋の欄干に付けられる擬宝珠(ギボシ)に似ていることからその「コバギボウシ(小葉擬宝珠)」も目を惹く。
今宵は、薔薇に関する曲をジャズ・ピアノで ・・・・。
まずはお馴染みのシャンソン、「薔薇色の人生/La Vie en Rose」を「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」で。ちょっと古いスタイルですが、なんとなくパリの薫りが ・・・。アルバム、「Paris Jazz Piano」(1960)から。
パリ・ジャズ・ピアノ/Paris Jazz Piano ミシェル・ルグラン/Michel Legrand & Son Trio ユニバーサル ミュージック クラシック 「La vie en rose · Michel Legrand」 VIDEO 次もフランス生まれのピアニスト、「フィリップ・レオジェ/Philippe Leoge」。まるで水彩画を描くような軽やかなタッチで、シャンソンを始め、自身がこれまで親しんできたフレンチ・スタンダード・ナンバーを聴かせてくれる。
キャリアはよくわからないのだが、80年代、バークリー音楽大学に学び、ビッグバンド・リーダーやアレンジャー、ピアニスト、音楽監督等を務め、90年代は、TVショーや、「バリー・ホワイト/Barry Eugene」、「ディー・ディー・ブリッジウォーター/Dee Dee Bridgewater」らインターナショナル・アーティストらのアレンジやオーケストレーションを担当し、2000年代には、ソロ・ピアニストとしても活動の幅を広げてきたという。
ピアノ・ソロ・アルバム、「My french standards songbook」(2013)から。
My French Standards Songbook Philippe Leoge/フィリップ・レオジェ Plus Loin Music 「La vie en rose · Philippe Léogé」 VIDEO アイルランドのトラディショナルソング、「My Wild Irish Rose」。「キース・ジャレット/Keith Jarrett」のソロ・ピアノで。アルバムは、難病から奇跡の復活を遂げ、ECMレーベルからの復帰を果たした「The Melody at Night, with You」(1999)から。
メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー/The Melody at Night, with You キース・ジャレット/Keith Jarrett ユニバーサル ミュージック 「My Wild Irish Rose - Keith Jarrett」 VIDEO かっては視聴可能でしたが、なにか会員限定のようです。代わりと言ってはなんですが、YOUTUBEで見つけた「ジム・ギブソン/Jim Gibson」の演奏で。
「My Wild Irish Rose - Jim Gibson」 VIDEO