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大屋地爵士のJAZZYな生活

どさくさに紛れて、まだこんなことを ・・・

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 コロナのどさくさに紛れて、まだこんなことをやっているのか ・・・。緊縮財政下でここぞとばかり官僚によってコロナと関係ない予算が山ほど組み込まれているのであろう。不透明な委託先選定経緯、お仲間利権、またぞろ「モリカケ」の類か。たぶん経緯などの詳細は、これまでのように、いやこれまで以上に、書類は破棄され、一切表に出てこないだろう。コロナ対策の専門家委員会の議事録すらとってないし、公開しないというのだから。1次、2次合わせて補正予算総額200兆円だという。仮に0.1%のおこぼれでも2,000億円である。もちろんすべてがコロナではないが、2次だけとっても、32兆円規模。税金である。後の世代に「つけ」を回す借金である。せめて透明性くらい担保しろよ。近所のディサービスはコロナの影響で廃業せざるをえなくなったというのに ・・・。本当にこの政府には腹が立つし、ますます信用できない。

 この腹立たしさを鎮めるにはと、取り出したのは、お気に入りのアルバム、「Be Cool Be Kind」(2001)。「カーラ・ヘルムブレヒト/Carla Helmbrecht」である。
   
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 ドイツ人みたいな名前であるが、アメリカ・ウィスコンシン州出身で、グラミー賞にノミネートされたこともあるボーカリスト、ソングライター。音楽一家に育ち、8歳の時に音楽をはじめ、13歳ではもうプロとして歌っていたという。カーラは高校と大学と音楽の勉強を続け、「エラ·フィッツジェラルド」、「サラ·ヴォーン」、「ジュリー·ロンドン」、「カウント·ベイシー」、「デイヴ·ブルーベック」、「シャーリー·ホーン」、「ナンシー·ウィルソン」、「マイルス·デイビス」などの影響を強く受けたと語る。大学では、音声言語病理学を勉強し、声の領域に特化した言語聴覚士の経験をプロ歌手としての活動を保つために生かしているという。

 カーラは1997年以来、サンフランシスコに住み、カリフォルニア州を中心に音楽活動を続けているというが、寡作でジャズシーンのメインステージになかなか登場してこない。デビュー・アルバムは、「One For My Baby」(1995)。第2作が、6年後、2001年の「Be Cool Be Kind」。このアルバムは、「国民にラジオで最も多くリクエストされたジャズ·レコード」として、グラミー賞3部門にノミネートを受けた。タイトル曲のオリジナル「Be Cool Be Kind」ほか、「風のささやき/The windmills of your mind」に聞き惚れてしまう。
   
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 Be Cool Be Kind
 Carla Helmbrecht / カーラ・ヘルムブレヒト
 Heart Music







「Be Cool Be Kind - Carla Helmbrecht」   
          
    
   
「Windmills of Your Mind - Carla Helmbrecht」
          
   


  


by knakano0311 | 2020-06-08 09:52 | 想うことなど・・・ | Comments(0)
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