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大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(377) ~ 半夏生を見に初夏の道を歩く ~

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 今が盛りの「ハンゲショウ(半夏生、半化粧)の群生を見るために、いつものウォーキングの道筋を変える。「ハンゲショウ」、ドクダミ科だそうだ。「半夏生」の頃(今年は7月1日)に葉が白くなり、花が咲くことから「ハンゲショウ」と命名されたという説と、葉の半分だけが白くなるため「半化粧」とする説もあり、「カタシログサ(片白草)」とも呼ばれる。
   
 今年は7月1日が、「半夏生」。七十二候の1つである「半夏生ず(はんげしょうず)」から作られた暦日で、かつて旧暦では夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日で、毎年7月1日、2日頃にあたるという。「半夏生ず(はんげしょうず)」とは、「半夏(からすびしゃく)」が生え始めるころという意味で、農家にとっては、この日までに田植えなどの農作業を終わらせる大事な節目の日とされている。この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になることが多いという。そして、関西ではこの日に「蛸」を食べる習慣がある。
    
 以前より面積はだいぶ狭くなっていたが、今年もしっかりと群生。花より葉を見るのであるが、ちょっと変わった光景が楽しめる。
  
 日本中どこでも生えている「チガヤ(千萱、茅、白茅)」の白い穂。野仏。それほど見栄えは悪くないのに、なぜか、気の毒な名前がついている「ドクダミ(蕺草、蕺)」。山沿いのお気に入りのウォーキング・コースを歩く。
   
 今宵の曲、「Estate」。「不動産」の意味ではなく、「 夏」を意味するイタリア語.。もうスタンダードといっていい有名なボッサの曲ですね。サックス3人3様の演奏から聴いてみますか。
    
 「ルイ・マル/Louis Malle」監督の映画「死刑台のエレベータ/原題:Ascenseur pour l'Échafaud」(1958年制作)のサウンド・トラックでマイルスと共演したフランスのサックス奏者、「バルネ・ウィラン/Barney Wilen」。イタリアのトランペット奏者、「エンリコ・ラバ/Enrico Rava」をフューチャーしたアルバム、「Passione」(1995)から。
  
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 パッショーネ/Passione
 バルネ・ウィラン/Barney Wilen
 ヴィーナスレコード






    
「Barney Wilen Quintet - Estate」
          
    
   
 骨太のブローで聴かせる、「グラント・スチュアート/Grant Stewart」。アルバム、「Estate」(2006)から。
    
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 エスターテ/Estate
 グラント・スチュワート/Grant Stewart
 ビデオアーツ・ミュージック
   






    
「Grant Stewart - Estate」
          
   
   
 私がボッサ・サックスの第一人者だと思うのは、「ハリー・アレン/Harry Allen」。ストリングスをバックにしたメロディアスな演奏が楽しめるアルバム、「Dreamer」(2001)から。
   
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 ドリーマー/ Dreamer
 ハリー・アレン/Harry Allen
 BMGインターナショナル






        
「Estate - Harry Allen」
          

   


    


by knakano0311 | 2020-06-26 09:05 | 地域の中で・・・ | Comments(0)
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