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大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(379) ~ 故郷でも見たあの花の鮮やかな色 ~

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 梅雨明けを思わせるような青空。一斉に「ニイニイゼミ」が鳴きだすのが家の中にいても聞こえる。
   
 市の中心にある公園をウォーキング中、水辺に咲く鮮やかなオレンジの「ユリ(百合)」に似た華麗な八重の花が目を惹く。「ワスレグサ(忘れ草)」、中国原産のユリ科の植物、別名を、漢方などにも用いる、「ヤブカンゾウ(藪萱草)」、「カンゾウナ(萱草菜)」といい、朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまう「一日花」だという。
   
 「どこかでよく見た花だなあ」となつかしさを感じた思ったら、故郷、信州の里ではどこでも見掛けた花だと気がついた。実家の周りの道端や田の畔によく咲いていたあの花の鮮やかな色。昔に見た、霧ヶ峰に群生して咲く「ニッコウキスゲ(日光キスゲ)」もこのなかまだという。
   
 夏に咲く明るいオレンジ色のこの花、和歌では、夏の季語、および「悲しいこと(忘れたいこと)があった心境」を表す言葉として詠まれ、万葉集にも何首か載っている。

 「忘れ草 垣も繁みに植えたれど 醜(しこ)の醜草(しこくさ) なお恋にけり」 
                                       『万葉集』 巻十二3062
  
 「わが屋戸の 軒のしだ草生ひたれど 恋忘草見れど いまだ生ひなく」 
                                       『万葉集』 巻十一2475
   
   
 今宵の曲。「ワスレグサ」とは無関係であるが、こちらの方がよく知られて間違いやすい花、「ワスレグサ(勿忘草、忘れな草)」にちなんでの曲、「忘れな草をあなたに」。まっ、たまには、こんな曲もいいでしょう。1933年生まれ、兵庫県加古川市出身の「菅原洋一」の歌唱。まだ、ご健在なんですかね ・・・。
   

「忘れな草をあなたに - 菅原 洋一(ピアノ 羽田健太郎)」
          
   



    


by knakano0311 | 2020-07-19 00:10 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)
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