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大屋地爵士のJAZZYな生活

暑さで炎天の花を楽しむ余裕もなく 


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 本当に暑い。ニュースでは、40℃超えの地域も。ウォーキング途中の炎天の花。楽しむ余裕もなく、見ているだけでも、なんとなく暑苦しい。
  
 今宵の曲。「サマータイム/Summertime」。スタンダード中のスタンダード、この曲しか思い浮かびませんでしたが、アメリカ人以外のボーカリストの歌唱を取り上げてました。歌いつくされた感もあるこの曲、アレンジの妙で競い合い。サマータイム世界歌合戦。
 
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 今宵のアルバムは、ブラジル出身、「カエターノ・ヴェローゾ/Caetano Veloso」から。彼が初めて全曲英語で吹き込んだ「異国の香り~アメリカン・ソングス(原題;A Foreign Sound)」(2004)。「ソー・イン・ラヴ」、「煙が目にしみる」、「ボディ・アンド・ソウル」など、JAZZのスタンダードから「ダイアナ」、「ラヴ・ミー・テンダー」まで、アメリカン・ソングがぎっしり詰まっている。
  
 彼は、ライナーノートで、このCDに収録されているアメリカのミュージシャン、「シナトラ」、「マイルス・デイヴィス」、「プレスリー」、「ニルバーナ」などについてコメントをし、「ブラジル音楽の発展に影響を与えたのはアメリカの音楽なんだ。・・・・・音楽をより楽しく、豊かにしてくれたアメリカのポピュラー音楽への感謝の方法を見つけたいと思っている。」と述べている。その一つの答えが、まさにこのアルバムである。ブラジル色、カエターノ色に染め上げられたアメリカン・ソング集。(拙ブログより再録)
    
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 異国の香り~アメリカン・ソングス/A Foreign Sound
 カエターノ・ベローゾCaetano Veloso
 ユニバーサル ミュージック クラシック




    
「Caetano Veloso - Summertime」
           
   
   
 デンマークのコペンハーゲンで生まれ、「セシール・ノービー/Cæcilie Norby」の歌唱。アルバム、「Cæcilie Norby」(1994)から。パートナーは、ベースの大御所、「ラーシュ・ダニエルソン/Lars Danielsson」である。
 
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 セシリア・ノービー/Cæcilie Norby
 セシリア・ノービー/Cæcilie Norby
 EMIミュージック・ジャパン





   
「Summertime - Caecilie Norby」 
          
   
 
 シンガポール出身の「アジアの癒し姫」こと「ジャシンサ(ジャシンタ)/Jacintha」の歌唱。アルバム、「Lush Life」(2002)から。
   
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 Lush Life  
 Jacintha/ジャシンサ
 Jvc / Xrcd




     
「Jacintha - Summertime」  
          
   
    
 スイス出身の「マヤ・クリスティーナ/Maja Christina」。アルバム、「ロマンス/ROMANCE」(2004)から。
   
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 Romance
 マヤ・クリスティーナ/Maja Christina
 Brambus





     
「Summertime - Maja Christina」
          
    
   
 「サラ・マッケンジー/Sarah McKenzie」。最近、パリに移ったようであるが、元々オーストラリア、メルボルンを拠点に活躍するピアノ弾き語りの若手女性歌手。アルバム、「Don't Tempt Me」(2011)から。
   
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 Don't Tempt Me
 Sarah Mckenzie/サラ・マッケンジー
 ABC CLASSICS
  




    
「Summertime - Sarah McKenzie」  
          
   
    
 日本は沖縄出身の「与世山澄子」。「マル・ウォルドロン/Mal Waldron」のピアノだけを相手に歌う情念の歌声は、「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」を髣髴とさせる。アルバム、「DUO」(2005)から。
    
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 デュオ/DUO (紙ジャケット仕様)
 与世山澄子,マル・ウォルドロン/Mal Waldron
 TuffBeats





   
「Summertime - Mal Waldron & Sumiko Yoseyama」  
          





by knakano0311 | 2020-08-12 00:15 | 音楽的生活 | Comments(0)
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