数年前に両親も兄弟も他界し、近しい親族がいなくなってしまった故郷・松本。今年は墓参りに行って、実家の周りに広がる蕎麦畑、葡萄畑、林檎畑や北アルプスの山並みを目に焼き付けておこうと思ったが、このコロナ禍、断念せざるを得なくなった。代わりに、私の部屋に飾ってある実家から持ってきた、はがき大の常念岳の水彩画を見ては、あの風景を思い出している。
そして、この曲は津軽が舞台ですが、「リンゴ追分」を聴きながら ・・・。
日本で最高の女性ジャズ・シンガーと思う「伊藤君子」。彼女が歌手を目指すきっかけとなった「美空ひばり」に最大限のリスペクトを込めて歌う、ひばりトリビュート・アルバム、「Kimiko sings HIBARI~伊藤君子、美空ひばりを歌う」(2017)から、「小曽根真」とのデュオで。
Kimiko sings HIBARI~伊藤君子、美空ひばりを歌う
伊藤君子
日本コロムビア
「リンゴ追分 - 伊藤君子/小曽根真」
そして、日本最高のブルース歌手と思うのは、「原田芳雄」。残念なことに亡くなってしまったが、その情念こもる歌唱のいくつかが、YOUTUBEに残されている。
リンゴ追分・これくしょん
オムニバス、原田芳雄 その他
日本コロムビア 「原田芳雄 - リンゴ追分」 「故 林美雄へ鎮魂歌「リンゴ追分」を弾き語る 原田芳雄」