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大屋地爵士のJAZZYな生活

小一時間で ・・・

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 所用で神戸に出かけた。早々に用事を済ませて、感染拡大中の神戸市街を離れ、お気に入りのラーメン屋での昼食。パーティションを挟んでの食事は、会食時の注意事項、「5つの小」を守りながら、「小一時間」で。
   
 今宵の曲、「The Party's Over」。食事を始めて1時間経ったら、女性ボーカルの歌うこんな曲を口ずさんでみては ・・・。
   
 「The Party's Over」。ブロードウェイ・ミュージカル、「Bells Are Ringing」(1956)のために作られた曲。作曲は、「ジューリー・スタイン/Jule Styne」、作詞は、「ベティ・コムデン/Betty Comden」と「アドルフ・グリーン/Adolph Green」。その後「ナット・キング・コ-ル/Nat King Cole」の歌唱によってヒットしたという。
   
    
【 The Party's Over 】 by Betty Comden & Adolph Green / Jule Styne
    
「♪ The party's over, it's time to call it a day パーティは終わった 日常に戻る時
   They've burst your pretty balloon     君の風船は弾けてしまったし
   And taken the moon away         もう夜明けも近い
   It's time to wind up the masquerade   仮装パーティーはもうお終い
   Just make your mind up         気を取り直して
   The piper must be paid          始末をつけよう

   The party's over, the candles flicker and dim パーティは終わった、キャンドルも消えた
   You danced and dreamed through the night  一晩中踊って、夢をみたね
   It seemed to be right just being with him   彼と一緒だったように思えただろう
   Now you must wake up, all dreams must end でも、さあ起きて、夢は終わりにしよう
   Take off your makeup, the party's over   化粧も落とそう、パーティは終わったんだ  
   It's all over, my friend            すべて終わったんだ 友よ
  
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
    
 まずは、デンマークの歌姫、「カトリーヌ・レガー(あるいはキャサリン・レガール)/Cathrine Legardh」とスコットランドのジャズ・ピアニスト、「ブライアン・ケルロック/Brian Kellock」のデュオ。ピアノとのデュオという極めてシンプルなユニットで、抑制された静けさが漂う。気品あふれるなバラードからスウィンギーな曲まで、今までの北欧の歌姫とはちょっと一味違う味わいに満ちたスタンダード・アルバムは、「Love Still Wears A Smile」(2013)。
   
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 Love Still Wears A Smile
 Cathrine Legardh & Brian Kellock
 Storyville





      
「Cathrine Legardh & Brian Kellock - The Party's Over」 
          
     
     
 ご贔屓「カーラ・ヘルムブレヒト/Carla Helmbrecht」。アルバムは、「Be Cool Be Kind」(2001)から。
      
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 Be Cool Be Kind
 Carla Helmbrecht
 CD Baby






  
「The Party's Over · Carla Helmbrecht」   
          
   
 再びボーカルとピアノのデュオ。北欧ノルウェーのシンガー、「カーリン・クローグ/Karin Krog」、そしてアメリカのピアニスト、「スティーヴ・キューン/Steve Kuhn」の2002年、「ニューヨーク・モーメンツ/New York Moments」」に続くデュオ・アルバム、「Together Again」(2006)から。秋深いオスロでの再会から生まれた美しくも心温まるダイアローグ。ジャケットは前作に続いて、「エドワード・ホッパー/Edward Hopper」の画が趣を添える。
   
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 トゥゲザー・アゲイン/Together Again
 カーリン・クローグ&スティーヴ・キューン/Karin Krog & Steve Kuhn
 MUZAK,Inc.






     
「The Party's Over - Karin Krog & Steve Kuhn」    
          
    
    
 最後は大ベテラン、「リン・スタンレー/Lyn Stanley」。1950年代のヒット曲集、「Potions (From the 50s)」(2014)から。
   
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 Potions - From The 50's
 Lyn Stanley
 A.T. Music Llc.






   
「The Party's Over - Lyn Stanley」    
          



by knakano0311 | 2020-12-09 17:12 | 音楽的生活 | Comments(0)
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