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大屋地爵士のJAZZYな生活

1月の河

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 もう1月も半ば過ぎ。年末からの拡大の一方をたどるコロナ感染対応中心で、生活にメリハリがなくなり、時間の流れが平板になり、進み具合も加速しているようにも感じる。
  
 ところで、サンパウロに次ぐ、ブラジル第2の都市は、「リオ・デ・ジャネイロ/Rio de Janeiro」。「Rio de Janeiro」とは、ポルトガル語で、「rio=川、river」、「Janeiro=1月、January」、すなわち 「1月の河」という意味。
  
 1502年1月1日に、ポルトガル人探検家、「ガスパール・デ・レモス/Gaspar de Lemos」たちが、グアナバラ湾の湾口であるこの地に到達。グアナバラ湾は湾口が狭まっているため、彼らは「大きな河」であると誤認し、発見した月に因み、ポルトガル語で「一月の河」と命名したという。
   
 前回のオリンピックの開催地。安倍前首相は福島原発の放射能汚染を、「アンダーコントロール」と嘯いて、五輪を引っ張ってきたが、菅首相は、前首相の言葉を引き継ぎ、コロナ感染を「アンダーコントロール」と言って、強行開催するのだろうか。
   
 ということで今宵の曲は、「Tokyo Blue」ならぬ「リオ・デ・ジャネイロ・ブルー/Rio De Janeior Blue(リオ・デ・ジャネイロの憂鬱)」。「もう二度とあなたに会うことはない そんな気がする リオ・デ・ジャネイロの憂鬱 ・・・ 」と歌う恋の歌。

「ジョー・サンプル&ランディ・クロフォード/Joe Sample & Randy Crawford」という最高のコンビによる極上のジャズ・アルバム「フィーリング・グッド/Feeling Good」(2006)から。リズミカルで、メロディアスな名唱である。

【 Rio De Janeior Blue 】  作詞・作曲:John Haeny & Richard Torrance

「♪ The clouds come on creepin'       雲が空をゆっくりと覆う
    and you got me weepin' this moment その時僕は泣いてしまった
   I can't believe              信じられないよ
    you're really gonna leave this town 君がこの街を去ろうとしているなんて
   
   Everyone knows,            誰も知っているさ
     I can't make a move with you  君とでなければ僕は何もできないって
   You're turnin' my whole world, upside down 君は僕の全てを変えてしまう
   And I get a feelin'              でもそんな気がするんだ
     that I've seen the last of you   もう二度と君に会うことはないと
   Rio de Janeior blue           リオ・デ・ジャネイロ・ブルー

   ・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・ ♪」

   
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 フィーリング・グッド/Feeling Good
 ジョー・サンプル&ランディ・クロフォード
 /Joe Sample & Randy Crawford
 Pra Records/ビデオアーツ・ミュージック








「Randy Crawford & Joe Sample - Rio De Janeiro Blue」


     
 







by knakano0311 | 2021-01-17 10:00 | JAZZ的トリビア | Comments(0)
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