今宵の曲は、「スプリング・イズ・ヒア/Spring Is Here(邦題;春が来たと云うけれど)」。1938年、「リチャード・ロジャース/Richard Rodgers」、「ローレンツ・ハート/Lorenz Hart」のゴールデン・コンビの手になる、古い古い時代のミュージカルの曲。
【 Spring is here 】 by Richard Rodgers, Lorenz Hart
「♪ Spring is here 春が来たって Why doesn't my heart go dancing でも、私の心が浮き浮きしないのはなぜ Spring is here 春が来たって Why isn't the waltz entrancing でも、ワルツを聴いても心が弾まないのはなぜ No desire no ambition leads me 欲しいものもやりたいことも何もない Maybe it's becaus nobody needs me 多分誰も私のことを必要としていないから
Spring is here 春が来たって Why doesn't the breeze delight me でも、そよ風に心が浮き立たないのはなぜ Stars appear 美しい星たちも Why doesn't the night invite me でも、夜が私を誘わないのはなぜ But maybe it's because nobody loves me 多分誰も私のことを愛していないから
Spring is here 春が来たって Spring is here 春が来たって Spring is here I hear 春が来たっていうけど ♪」
ベーシスト、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」とピアニスト、「ケニー・バロン/Kenny Barron」のデュオ。NYのブロードウェイ近くのジャズ・クラブ「イリジウム/Iridium」でのライブ・アルバム、「Night and the City」(1996)から。NYの息遣いが感じられる秀逸なアルバム。