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大屋地爵士のJAZZYな生活

どちらもきわめてローカルな ・・・

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 「エドヒガン(江戸彼岸)」、「タムシバ(田虫葉)」が、ほぼ同時に咲きだした。「エドヒガン」は「ソメイヨシノ(染井吉野)」の一週間くらい前に咲くので、開花時期が把握しやすいが、「コブシ(辛夷)」によく似た「タムシバ」はかなり気まぐれ。今年のように桜と同時期に咲き始めたり、早かったり。遅い場合には、桜が散ってからということも過去にあったので、見頃を外さないようにするには、こまめに開花をチェックする以外にない。
  
 そして、どちらも極めてローカルな花である。「タムシバ」が自生するのは、宝塚以北から日本海側だという。私の住む川西には自生してない。一方の「エドヒガン」。宝塚を流れる武庫川流域には自生せず、川西、猪名川、池田、箕面、能勢などの北摂地域を流れる猪名川上流流域にのみ自生するという。「多田銀銅山」の鉱脈との関連を示唆する研究もあるようだが、隣り合わせの宝塚と川西。山ひとつ越えると植生が全く違ってしまうという不思議さ、ミステリー。その両方を見ることができる地域に住んでいるというささやかな喜び。


 今宵は、お馴染みの曲をご贔屓のピアニストで。「この素晴らしき世界/What A Wonderful World」。まずは、イタリア出身の「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」のソロ・ピアノから。2010年のツアーの際、日本各地での演奏を収録したアルバムは、「September In Japan」(2011)。配信のみでのリリースのようです。


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 September In Japan
 Alessandro Galati/アレッサンドロ・ガラティ
 JAzZMUD







「What A Wonderful World - Alessandro Galati」
  
     

   
 続いては、お馴染み、オランダの「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」。アルバムは、ギターの「ジェシ・ヴァン・ルーラー/Jesse Van Ruller」をゲストに迎え、あの「サンタナ/Santana」の名曲をタイトルした、「哀愁のヨーロッパ/Europa」(2003)から。パーソネルは、「マーク・ヴァン・ローン/Marc van Roon (p)」、「フランス・ヴァン・デル・フーヴェン/Frans van der Hoeven (b)」、「ロイ・ダッカス/Roy Dackus (ds)」。


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 Europa (Featuring Jesse Van Ruller) / 哀愁のヨーロッパ
 European Jazz Trio/ヨーロピアン・ジャズ・トリオ
 ポニーキャニオン







「What A Wonderful World - European Jazz Trio」




by knakano0311 | 2021-03-19 00:30 | 地域の中で・・・ | Comments(0)
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