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大屋地爵士のJAZZYな生活

ラストステージは上溝桜 ~ 続・これも桜です ~

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 森林ボランティアの活動フィールドである兵庫県立一庫公園の桜は、第1ステージが、「エドヒガン(江戸彼岸)」、第2ステージは「ヤマザクラ(山桜)」、一呼吸おいて第3ステージが、「ウワミズザクラ(上溝桜)」と主役が次々と変わる。今年は、切れ目がなく、各ステージがオーバーラップしながらつながり、例年より2週間ほど早く、もう第3ステージが始まったようだ。
 
 ブラシのような形をしていて、ちょっと目には桜に見えませんが、「バラ科ウワミズザクラ属」の落葉高木、れっきとした桜である。
 
 和名は、「ウワミズザクラ」。その古名を「波波迦(ハハカ)」という。「ウワミズザクラ」は、非常に硬い木なので、古代の「亀卜(亀甲占い)」で溝を彫った板(波波迦)に使われた事に由来する。「古事記」の「天岩屋戸」の段に『天児屋命と太玉命を呼び、雄鹿の肩の骨とハハカの木で占い(太占)をさせた』とあると記述されている。
   
 この山では、よく似た「イヌザクラ(犬桜)」も咲くが、かなり地味で見劣りがする。サクラ・ラスト・ステージの、この「ウワミズザクラ」が散ると、黄金週間(ゴールデン・ウィーク)を迎える。


 今宵の曲は、「Save The Last Dance For Me」。「ラストダンスは私に」という邦題で、「岩谷時子」の訳詞により、「越路吹雪」が歌ったものが有名である。シャンソンかと思っていたらそうではないんですね、オリジナルは、「ベン・E・キング/Benjamin Earl King」がリード・ボーカルをしていた、アメリカのコーラス・グループ、「ドリフターズ/The Drifters」の1960年リリースの曲。

 作詞・作曲は、「ドク・ポーマス/Doc Pomus」と「モルト・シューマン/Mort Shuman」ですが、「♪ あなたの好きな人と踊ってらしていいわ ・・・」という「岩谷時子」さんの名訳がありますので、あえて訳はつけないでおきます。


「Save The Last Dance For Me」  by Doc Pomus / Mort Shuman

「♪ You can dance-every dance with the guy
   Who gives you the eye,let him hold you tight
   You can smile-every smile for the man
   Who held your hand neath the pale moon light
   But don't forget who's takin' you home
   And in whose arms you're gonna be
   So darlin' save the last dance for me
   
   Oh I know that the music's fine
   Like sparklin' wine, go and have your fun
   Laugh and sing, but while we're apart
   Don't give your heart to anyone
   But don't forget who's takin' you home
   And in whose arms you're gonna be
   So darlin' save the last dance for me
   
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
   
 歌うは、絶滅危惧種、男性ジャズ・ボーカルのなかで、気を吐く好漢、「マイケル・ブーブレ/Michael Bublé」。アルバムは、「It's Time」(2005)から。


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 It's Time
 マイケル・ブーブレ/Michael Bublé
 Reprise / Wea








「Michael Bublé - Save The Last Dance For Me」

      
   


   

by knakano0311 | 2021-04-12 00:30 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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