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大屋地爵士のJAZZYな生活

花を買いながら、英国の田舎をドライブしたことを思い出す

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 天気が良かったので、花でも買おうかと、隣町、宝塚市山本にある施設「あいあいパーク」を訪れる。宝塚市山本地区は、今から約500年前の永正12年(1515年)に、植物の品質向上を図る園芸界に画期的な技術となる「接ぎ木」の技術を発明し、「木接太夫(きつぎだゆう)」と呼ばれた「坂上頼泰(さかのうえよりやす)」の生まれたところである。以来、約1000年の伝統を持つ、 日本三大植木産地の一つに数えられている。
  
 「坂上頼泰」なかりせば、「エドヒガン(江戸彼岸)」と「オオシマザクラ(大島桜)」を両親とし、接ぎ木によってクローンを増やしていった「ソメイヨシノ(染井吉野)」の「桜」界における断トツの覇権掌握はなかったかもしれない。
  
 その「あいあいパーク」は、阪神淡路大震災で壊滅した跡地に、宝塚市が、「花と緑の情報発信ステーション」として、平成12年(2000年)4月に地域の公民館も兼ね、オープンした施設。イギリスの美しい地方都市サリーの17世紀頃の様式を再現した建物という。まずは腹ごしらえ。建物にあるベーカリーでランチ、その後、池のある英国庭園をぐるっと回ってみる。何組かの家族連れが、暖かい太陽を浴びて遊んでいる。「モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)」のアーチは満開。コロナの脅威など微塵も感じない平和そのもの景色。
  
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 そしてお目当ての植木屋さんへ。まあ沢山花が ・・・。青色が鮮やかな「ブルーディジー」を買い求める。気温はぐんぐんと上がって、汗ばむくらいで、もう初夏と言ってもいい。抜けるように青い空。英国風の建物と花を見ていると、その昔、出張先のイギリスの軍港、「ポーツマス」から「ロンドン」まで、イギリス南部の田舎町をいくつも抜けて、ドライブしたことを思い出す。そうだ、こんな感じの景色だったなあ。

 家に帰るとNEWS。ああ、また、緊急事態宣言か ・・・。
   
 今宵の曲、「ティエニー・サットン/Tierney Sutton」を2曲。まずは、「ナット・アダレイ/Nat Adderley」作曲、歌詞は、「カーティス・ルイス/Curtis Lewis」が書いた「The Old Country」。哀愁を帯びた何とも哀しいいい曲です。デビュー・アルバム、「Introducing Tierney Sutton」(2007)から。
  
【 The Old Country 】  by Curtis Lewis / Nat Adderley
   
「♪ Hey you old man sittin'  ヘイ! そこの人通りのない道端に
   By the lonesome road    座っている爺さんよ
   It's 'bout time you're quittin'  座り込むのはもうやめなよ
   Life's old tiresome load  人生なんて厄介で面倒なものさ

   You're so sad and loneiy あんた悲しくて寂しいんだろ
   Got no family      家族も持たずにさ
   Just an old man from  あんたただの爺さんさ
   Some old country    田舎もんのね
  
  You ain't no chillen'    子供を持たなかったので
  Ain't none by your side   誰もそばにいないんだ
  You left all your women 女もみんな捨ててしまったからね
  Ain't you satisfied     それで満足しているのかい

   Don't just sit there clingin' そんな場所にじっと座っていちゃダメだ
   To a memory        ちょっとは残っている
   Of the love left in      愛の想い出のためにも
   Some old country   故郷に置いてきた愛の想い出のためにも
  
   ・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」



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 Introducing Tierney Sutton
 Tierney Sutton
 Challenge







「Old Country - Tierney Sutton」
  
      


 そして、この日の空は、「Blue Skies」。アルバムは、「I'm With The Band」(2005)。
   
【 Blue Skies 】 by Irving Berlin
  
「♪ Blue skies       青空が
   Smiling at me     私に微笑んでいる
   Nothing but blue skies 私に見えるのは
   Do I see        青空だけ
     
   Bluebirds       青い鳥が
   Singing a song     歌を歌っている
   Nothing but bluebirds  一日中聞こえるのは
   All day long      青い鳥の歌だけ

   Never saw the sun shining so bright こんなに太陽が眩しいなんて
   Never saw things going so right こんなに思い通りになるなんて
   Noticing the days hurrying by 毎日が飛ぶように過ぎるわ
   When you’re in love, my how they fly あなたに恋してからは

   Blue days     もう憂鬱な日々は
   All of them gone   すっかり過ぎ去ったわ
   Nothing but blue skies  これからは
   From now on     幸せの青い日々だけ   ♪」



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 I'm With the Band
 Tierney Sutton/ティエニー・サットン
 Telarc








「Blue Skies - Tierney Sutton」




by knakano0311 | 2021-04-22 00:30 | 音楽的生活 | Comments(0)
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