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大屋地爵士のJAZZYな生活

クヌギにしてみれば

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 昨年伐採した「クヌギ(椚、橡)」の株から新芽が出ている。ここから8年ほどかけて、炭材に手ごろな太さの「台場クヌギ」に育つのを期待している。そのためにGW明けからは、クヌギの新芽、若芽が大好物の鹿の食害から守るため、周囲に金網を張る作業を始める予定である。

 しかし、そのGW、現在の新型コロナウィルス「まん延防止等重点措置」をさらに強化し、25日からは3度目の「緊急事態宣言」にもとづく対策が取られるという。休園までにはならないだろうというが、果たして ・・・。
  
 鹿は、「まん延防止等重点措置」下での会食禁止、飲食禁止もなんのその、成体は1日約3㎏の大食漢である。ちょっとコロナとの闘いに似ているが、駆除ができないので、いまのところ個別の株ごとに保護する以外に有効な手段が見つからない。

 今宵の曲、「Feeling Good」。クヌギの新芽にしてみれば、「♪ It’s a new dawn, it’s a new day, it’s a new life for me And I’m feelin’ good」という思いでしょうか。

 イギリスのジャズ・シンガー、TVキャスターの「クレア・ティール/Clare Teal」のアルバム、「Twelve O'Clock Tales」(2016)から。
   
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 私には全く馴染みがなく、よくわかっていない、「クレア・ティール/Clare Teal」。1974年、イギリス、ヨークシャー州生まれ。
  
 父親の78回転のジャズ・レコード・コレクションを聴いて、幼いころからジャズに興味を示し、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」に取りつかれたという。最初オルガンからスタートし、クラリネットのレッスンを受けたが、大学で歌うことに目覚めたという。
 
 卒業後は就職し、アマチュアでの音楽活動をしていたが、5枚目のアルバム、「Don't Talk」がソニーミュージックの目にとまり、メジャー・デビューとなった。

 オーケストレーションをバックに歌う「Feeling Good」。端正で、「ニーナ・シモン/Nina Simon」とはまた別の味わい。
   
 
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 Twelve O’Clock Tales
 Clare Teal /クレア・ティール
 MUD Records







「Feeling Good - Clare Teal」

      
  


   

by knakano0311 | 2021-04-25 00:30 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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