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大屋地爵士のJAZZYな生活

オオムラサキ翔んだ 

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 活動拠点の公園が、今年から行っているプロジェクト、「オオムラサキの人口飼育」。幼虫が無事育っていることは、1カ月ほど前に取り上げたが、今日見ると、雌の「オオムラサキ(大紫)」一頭が羽化し、ケージの中を飛び回っていた。数日前に羽化したという。
  
 私がこの公園で「オオムラサキ」を見るのは10年ぶりくらい。もっともっと増やして森に帰ればいいなあ。もし、子供たちが、野生の「オオムラサキ」を見れば、その感動は一生残るに違いない。 


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 「タケニグサ(竹似草)」を駆除する今日の作業中に見つけたのは、「カマキリ(蟷螂)」の「卵鞘(らんしょう)」、または「卵嚢(らんのう)」とよばれる包み。スポンジ状で結構分厚く、暑さ、寒さ、乾燥、湿気を防ぎ、また外からの衝撃から卵をしっかりと守っているのだそうだ。
  
 見つけた「卵鞘」は、長さ、20~30㎜ほどなので、この森でよく見かける小型の「ハラビロカマキリ(腹広螳螂)」のものでしょうか。「卵鞘」にはもう孔が開いているので、すでに孵化は終わっている。一斉に100~300匹の赤ちゃんが生まれるという。たしか先週幼体を見かけたが、ここから孵化したのだろうか。2枚目の写真は「カマキリ」の孵化の様子で、NETより拝借したものですが、なにかすごく感動的ですね。これも、一度見てみたいものです。

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 今宵のピアノ。現代のジャズ・シーンを賑わせているイスラエル出身のアーティストのひとり、「ヤニフ・タウベンハウス/Yaniv Taubenhouse」のトリオの演奏で、「Blue Forest」。
  
 イスラエル、テルアビブ出身の彼は、6歳からピアノ演奏を開始。15歳から聖歌隊の伴奏者としての活動を開始。2009年にはアメリカに渡り、2013年からは、ニューヨークを拠点に活動し、名門校「ニュー・スクール」ではジャズや現代音楽を学んでいるというから、まだ若い逸材でしょう。その、「ヤニフ・タウベンハウス」の演奏は初聴き。「MOMENTS IN TRIO VOLUME ONE」(2015年録音)、「Perpetuation」(2018年)に続く 「MOMENTS IN TRIO」シリーズの第3弾、「Roads. Moments In Trio: Volume Three」(2020)を聴く。
  
 自作曲とスタンダード・ナンバーをミックスしたこのアルバム、端正でリリカル、情感豊かなピアノ・ジャズを聴かせてくれる。阿吽の呼吸で絡み合いながら展開していくメンバーは、「ヤニフ・タウベンハウス(p)」、「リック・ロザート/Rick Rosato(b)」、そして「ジェラッド・リッピ/Jerad Lippi(ds)」。前2作も聴いてみたくなりました。


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 Roads. Moments In Trio: Volume Three
 Yaniv Taubenhouse
 Fresh Sound France







「Blue Forest - Yaniv Taubenhouse」

      

   
   
 「Blue Forest」のライブ・バージョン、スタンダード「You'd Be So Nice to Come Home To」を ・・・。

「Yaniv Taubenhouse Trio - Blue Forest(Live)」

「You'd Be So Nice to Come Home To - Yaniv Taubenhouse」






by knakano0311 | 2021-06-18 00:30 | 炭焼き小屋から | Comments(2)
Commented by photofloyd at 2021-06-18 23:32
このアルバムは既に何度か聴いてみたんですが・・このトリオは、やっぱり現代風前進型コンテンポラリー・タイプですね。
そう言えば、アルバムの感想を私のブログで取上げるのを忘れていましたので、書きたいと思います。
とにかく私のおすすめは、スタート曲"Blue Forest"です。このパターンなら売れ筋になりそう。
Commented by knakano0311 at 2021-06-18 23:50
> photofloydさん
ご紹介いただいた「ヤニフ・タウベンハウス」、アルバム評がブログに書かれていなかったので、「あれっ」と思いましたが、わたしもイチオシは「Blue Forest」です。
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