12月18日(土)、朝日新聞「be on Saturday」の特集、「フロントランナー」は、名曲「ルパン三世のテーマ」の生みの親、作曲家・ジャズ・ピアニスト、「大野雄二」。アニメ「ルパン三世」の音楽を1977年から一貫して作・編曲している。この「ルパン三世のテーマ」、ジャズの楽しさを、わかりやすく世の中に広める役目をしてきたとも言えよう。かくいう私もファンの一人である。ちょっと調べてみたら、2000年ころを中心に、
Lupin The Third Jazz 1999
Lupin The Third Jazz 2nd 2000
Lupin The Third Jazz ~Funky & Pop~ 2001
Lupin The Third Jazz ~Bossa & Fusion~ 2002
LUPIN THE THIRD JAZZ Another "JAZZ" 2002
Lupin The Third "Jazz" For Lovers Only 2008
6枚のアルバムを持っていた。ずいぶんと入れ込んでいたものである。
「大野雄二&ルパンティックシックス/Yuji Ohno & Lupintic Six」は、彼を「ボス」と慕う34歳から72歳までのミュージシャンによって、2016年3月に結成されたという。
インストルメンタルのジャズ・バンドとは思えぬ活動スケールで日本全国のクラブ・ハウスからコンサートホール、さらにはライブ・ハウスのツアースケジュールで活動を始めた前身の「Yuji Ohno & Lupintic Five」が結成されたのが、2006年というから、それ以前からのファンだったわけである。
2015年、「大野雄二」のライブ活動休止に合わせて、「Lupintic Five」は解散したが、翌年、新たな編成で活動をスタートした。既に行われたライブは相次いでチケットがソールド・アウトだという。
誰もが知る「ルパン三世のテーマ」に次々と新しいアレンジで命を吹き込んできたわけだが、「CM・映画音楽はジャズとは真逆の世界。制約条件が示されて、それに応えるほど、自分の中の『やれること』が増えていく。ニーズと制限があるから面白い。全部の制約を満たして『どうだ!』と出して、相手から『素晴らしい!』と言われる。そんな気持ちのよさがあるんだ。・・・・とにかく一生懸命に作った。来た仕事はどれも全力でやる。」
「今日より明日の方が、うまくなる、よくなる。僕は今でもそう思っている。」 なんという、前向きな80歳なんだろうか。(朝日新聞、NETから借用)
元々はトリオでスタートしたその最初のアルバム、「LUPIN THE THIRD JAZZ」(1999)から。
LUPIN THE THIRD JAZZ Yuji Ohno 大野雄二 VAP INC./バップ 「Theme From Lupin Ⅲ(Full size version) - YUJI OHNO TRIO」 これが一番ノリがいいかな。「LUPIN THE THIRD JAZZ - the 3rd Funky & Pop」(2001)から。
LUPIN THE THIRD 「JAZZ」~the 3rd Funky & Pop~ Yuji Ono 大野雄二 VAP INC./バップ 「Theme From Lupin Ⅲ (Funky & Pop version) - YUJI OHNO TRIO」 VIDEO 歌詞がついたボッサ・バージョンもあります。「LUPIN THE THIRD JAZZ - Bossa & Fusion」(2002)。歌うのは、「ソニア・ローザ/Sonia Rosa」。
LUPIN THE THIRD「JAZZ」~Bossa&Fusion~ Yuji Ohno VAP INC./バップ 「Lupin The Third(A tarde cai)feat. Sonia Rosa」 そして、「LUPIN THE THIRD JAZZ - Another “JAZZ”」(2002)からも。
LUPIN THE THIRD「JAZZ」~Another JAZZ~ 大野雄二,Yuji Ohno & Explosion Band VAP INC./バップ 「Theme From Lupin Ⅲ '78(2002 Version) - Yuji Ohno & Explosion Band」 最後に現在の「Yuji Ohno & Lupintic Six」の演奏を。
「THEME FROM LUPIN Ⅲ 2021 - Yuji Ohno & Lupintic Six (Special Studio Session) 」