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大屋地爵士のJAZZYな生活

路傍の花、樹々の鳥(427) ~ 春は名のみの ・・・ ~

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 「冬薔薇」、「梅」、「レンギョウ(連翹)」、「ロウバイ(蝋梅)」 ・・・。それを目指してくる野鳥。寒い一日。午後からは雨に。

 「春は名のみの風の寒さや
    谷の鶯歌は思へど
       時にあらずと声も立てず 
          時にあらずと声も立てず」  (作詞吉丸一昌、作曲中田 章)

 この詩は、ふるさと長野県・安曇野の早春の風景を詠んだものらしく、春の訪れを待ちわびる安曇野の人達の心が描かれている。長野県南安曇郡穂高町(現在、安曇野市)穂高川の右岸に、昭和59年(1984年)、穂高町の早春賦歌碑管理委員会により歌碑が建立され、毎年4月29日(昭和の日)に「早春賦祭」が管理委員会の主催で開催されているという。
    
 「早春賦」。 「坂田明」である。アルバム、「ひまわり」(2006)に収録されているが、このCDは、収益金をチェルノブイリ(ウクライナ)とイラクの子供達の医療支援につかわれることを目的としてリリースされたチャリティCD。
   
 医師でプロデューサーの「鎌田實 (JFC/日本チェルノブイリ連帯基金)」氏がこんな一文を寄せている。

 『坂田明さんと昨秋、チェルノブイリを旅した。甲状腺がんや小児白血病と闘っている放射能の汚染地へ、今まで約6億円のお薬と80回の医師団を送ってきました。・・・音楽も届けてあげたかった。坂田明のサックスが、汚染大地の病院にひびいた。「ひまわり」がすごかった。いつになく静かに、時にはうなるように、沈黙の大地を汚したことを怒り、そして静かに祈った。』

 パーソネルは、「坂田明(alto-sax、soprano-sax、clarinet)」、「フェビアン・レザ・パネ/Febian Reza Pane (pf)」、「吉野弘志(bass)」、「ヤヒロ トモヒロ(per) 」。

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 ひまわり
 坂田明
 がんばらない







「早春賦 - 坂田明 (Early Spring Chant - Akira Sakata)」

     
   

 「ひまわり」も ・・・。「ひまわり」は世界的に有名なウクライナの農業特産物だと聞く。
  
「ひまわり - 坂田明」
  


   


by knakano0311 | 2022-02-20 00:00 | 地域の中で・・・ | Comments(0)
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