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大屋地爵士のJAZZYな生活

やはり幻想に過ぎなかった ・・・

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 1960~70年代、ヴェトナム戦争、反戦活動。日本でも学生運動がもっとも盛んだったころである。私は、学生バンドに現を抜かす、いわゆる「ノンポリ」であったが、学生にとっては「社会主義」が、ある種の理想と信じていた時期があった。しかし、ロシアのウクライナ侵攻、それがまったくの「幻想」であったことがはっきりした瞬間でもある。
  
 独裁国家、大国主義、自国第一主義、覇権主義、全体主義、紛争武力解決主義、言論・人権弾圧、情報非公開 ・・・・、いずれも、旧、現在を問わず、社会主義国、共産主義国に色濃いのはなぜなのか。そして、次は台湾なのか。
   
 今宵の曲、「サンライズ、サンセット/Sunrise,Sunset」。この歌は、日本でも「森繁久彌」や「西田敏行」の舞台で知られるブロードウェイの大ヒット・ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き/原題;Fiddler On The Roof」の中で使われた、最も有名な美しい歌である。原作は、ウクライナ出身のイディッシュ劇作家、小説家、ジャーナリスト、「ショレム・アレイヘム/Sholem Aleichem」の「牛乳屋テヴィエ」。酪農を営むテヴィエとその家族の愛の物語。舞台化のほか、映画化もされている。
  
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 屋根の上のバイオリン弾き [DVD]
 トポル, ノーマ・クレイン (出演)
 ノーマン・ジュイソン (監督)
 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント










【 Sunrise ,Sunset 】    作詞 Jerry Bock 作曲 Sheldon Harnick

「♪ Is this the little girl I carried? この女の子は昔私がよく抱っこしたあの子?
  Is this the little boy at play?  この坊やは、昔私がよく遊んであげたあの子?
  I don't remember growing older, すっかり大きくなって思い出せないわ
  When did they?         いつこんなに立派になったの

  When did she get to be a beauty? こんなに美しい娘になった今
  When did he grow to be so tall?  こんなにたくましい青年になった今    
  Wasn't it yesterday when they were small? 幼かった日があったなんて思えないわ

  Sunrise sunset, sunrise, sunset, 陽が昇り、沈み、また陽が昇り、日が沈み
  Swiftly flow the days,      一日が足早に流れていく
  Seedlings turn overnight to sunflowers, ひまわりの種が一夜にして成長し
  Blossoming even as they gaze...     花を咲かすのを見守ってきた

  Sunrise sunset, sunrise, sunset! 陽が昇り、沈み、また陽が昇り、日が沈み
  Swiftly fly the years,       一年があっという間にたってしまう
  One season following another,   季節が前の季節を追いかける
  Laden with happiness and tears...  幸せと涙をはこびながら   ♪」


 歌い手は、「ビロードの歌声」と称された「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」。初めて聴いたのは、50年も昔の話、学生時代よく通っていた仙台のB軒であった。とりわけ、この「サンライズ・サンセット」の歌には魅了された。収録されているアルバムは、「ザ・ヴォイス・ザット・イズ/The Voice That Is」。絶頂期のハートマンの傑作アルバムで、いつ聴いても飽きることがない。そのアルバムの最後の曲で、ギターとマリンバの伴奏とともに感情を抑えながら歌われ、ゆっくりと感動的な余韻を残して終わる。
  
 どこの国にもいるテヴィエのような普通の家族。プーチンはこの人たちの生活を破壊しようとしているのだ ・・・。
  
  
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 The Voice That Is
 ジョニー・ハートマン
 Grp Records








「Sunrise, Sunset - Johnny Hartman」
   
     
   


  
   

by knakano0311 | 2022-02-25 10:42 | 想うことなど・・・ | Comments(0)
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