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大屋地爵士のJAZZYな生活

明日へとつながるように季節も、自然も動いてゆく

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 「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」が満開である。誰かが言っていたが、「帽子が必要な季節になったことを教えてくれる花」。うまいことを言うもんだ。
  

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 日本各地で真夏日を記録するカンカン照りの中、熱中症に気を付けながら、「クヌギ(椚、橡)」の切り株への金網設置、「タケニグサ(竹似草)」の下草刈り、鹿に破られた金網の補修作業をする。待ったなしの鹿対策。これらの作業を黙々とこなす。
  
   
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 「ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳);右」と「キンシバイ(金糸梅);左」。よく似た黄金色の花が公園内のあちこちに咲きだした。恐ろし気な名前の「マムシグサ(蝮草)」も ・・・。周遊路の足元には、「エドヒガン(江戸彼岸)」のサクランボ、実が転がって、鳥や小動物に食べられるのを待っている。
   
  
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 今週も「テングチョウ(天狗蝶)」の大乱舞が続いているが、「ヒオドシチョウ(緋縅蝶)?」も参戦し、賑やかなこと。もう一つのビオトープに垂れ下がる「コナラ(小楢)」の枝には「モリアオガエル(森青蛙)」の真っ白な卵塊が六つも。DNAのなせる技か、誰が教えたわけでもなく、暦があるわけでもないが、明日へとつながるように季節も、自然も動いてゆく。
  
  
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 しかし、「カシノナガキクイムシ」による「ナラ枯れ」被害に遭い、耐えきれず枯れて朽ちていく木もある。我々の努力の甲斐もあって、「カシノナガキクイムシ」は、この公園から撤退していった。
  
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 さて、今週のピアノ。イタリア出身の巨匠で、私も長年にわたって、ブログに取り上げ、贔屓もしている「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」の最新トリオ・アルバム、「Something Tomorrow」(2022)。アルバム、「Ménage à trois」(2016)でも共演した、フランス人ドラマー、「アンドレ・チェッカレリ/André Ceccarelli」と、「Blue Waltz」(2018)でデュオを組んだデンマーク人のベース奏者「トマス・フォネスベク/Thomas Fonnesbæk」、ヨーロッパのジャズ界で絶頂期にある3 人のスターとのトリオである。私が贔屓になった、あの頃の原点回帰とまではいかないが、今を生きているピエラヌンツィの等身大のヨーロッパ的な美的世界が展開されている。久々に手放しで楽しめた「エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ」のアルバム。
  
  
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 サムシング・トゥモロー/Something Tomorrow
 エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi
 STORYVILLE / KING INTARNATIONAL







「Something Tomorrow - Enrico Pieranunzi · Thomas Fonnesbæk · André Ceccarelli」
   
     
   
  
「The Heart of a Child - Enrico Pieranunzi · Thomas Fonnesbæk · André Ceccarelli」
   
  
「Those Days - Enrico Pieranunzi · Thomas Fonnesbæk · André Ceccarelli」
   
   
「Perspectives - Enrico Pieranunzi · Thomas Fonnesbæk · André Ceccarelli」

by knakano0311 | 2022-06-04 00:00 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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