
今にも降り出しそうな梅雨空であったが、定例活動日。午前中は、台場クヌギ再生林の下草刈りを行い、午後は、兵庫県が小学校4年生を対象に行っているカリキュラム、「里山体験学習」のサポートである。去年、一昨年はコロナのため、ほとんどが中止になったので、2年ぶりである。
ウォークラリーの問題を解くため、園内を活発に歩き回る子供たち。やはり子供たちも自然が好き。そんな子供たちを久しぶりに見た。


ビオトープには、「モリアオガエル(森青蛙)」の卵塊、ダム湖の周りには、「クマノミズキ(熊野水木)」が満開。14日に近畿地方も入ったという梅雨。変わらぬいつもの景色。
帰りがけの道、小鹿が逃げもせず、不思議そうにじっと車の方を見ているのに気がついた。
さて今宵は、何度も取り上げている往年の名曲、「ネイチャー・ボーイ/Nature Boy」。「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の1948年のヒット曲で、中学生の時に聞き惚れた曲です。
【 Nature Boy 】 作詞・作曲;エデン・アーベ/Eden Ahbez
「♪ There was a boy… 昔あるところに少年がいたんだ
A very strange enchanted boy. とても変わった魅力のある少年だった
They say he wandered very far, very far 彼はとてもとても遠い場所から
Over land and sea, 長い旅をし、やって来たのだと人は噂した
A little shy and sad of eye 内気で、悲しい目をしていたが
But very wise was he. その少年は大変賢かった
And then one day, そして、ある日
One magic day, he passed my way. ある不思議な日、少年は僕の前に現れた
And while we spoke of many things, 僕達はたくさんのことを話した
Fools and kings, 愚者や王様たちについての話を
This he said to me, そして、彼は僕にこう言った
”The greatest thing you’ll ever learn 『君が学ぶべき大事な事は
Is just to love and be loved in return” 人を愛せば、自分も愛される』と ♪」

その「Nature Boy」を歌うのは、世界最高のア・カペラ・グループと言っていいでしょう、2014年には結成30周年を迎え、「奇跡のヴォーカル・グループ」とも呼ばれるスウェーデンのジャズ・アカペラ・グループ、「ザ・リアル・グループ/The Real Group」。この「Nature Boy」は、彼らのレパートリーの中でも、定番曲といっていいほど人気の高い曲。
世界に数あるア・カペラ・グープのなかでも、そのハーモニーの美しさは傑出しており、このジャンルの大御所的存在といってもよく、日本にもたびたび来日し、もう38年も第一線で活躍。ただただ脱帽 ・・・。
「スウェーデン王立音楽アカデミー」で出会った5名のメンバーによって1984年に結成。1987年にアルバム、「Debut」でCDデビューし、1995年には米国現代アカペラ協会(CASA)から、ア・カペラ界の最大の栄誉の1つである「The World's Best Vocal Group」賞を授与されているという。現在はソロ活動をしている「マルガリータ・ベンクトソン/Margareta Bengtson」が初代のソプラノであった。
いくつものアルバムに収録されているが、スウェーデンと日本の友好条約が締結されて150周年を迎えた2018年。その特別な年に8年ぶりに発売されたアルバム、「エレメンツ/Elements 」にも収録されている。
エレメンツ/Elements
ザ・リアル・グループ/The Real Group
Spice of Life 今宵は、スウェーデンでのセッションからのライブ映像で。そのハーモニーは鳥肌もの。
「The Real Group - Nature Boy - Södermalm Sessions (live)」