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大屋地爵士のJAZZYな生活

暑気払いに箕面まで

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 蒸し暑い。どんよりとした天気。暑気払いにと出かけたのは、箕面の山腹にあり、眺望抜群、吹く風も爽やかなお気に入りのカフェ「山帰来」。しばらくの間「涼」と「ランチ」を楽しんだ。

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 そして帰りは箕面のスーパー、「イカリ・スーパー」に寄り、夜に楽しむ「涼」を求める。このスーパーには「獺祭(だっさい)」が置いてあるんです。びっくりです。
  
 ということで、今宵の曲は、「Somethig Cool」。しかし。この「cool」は、「かっこいい、イカス、最高」などのニュアンスではなく、本来の意味の、「涼しい、冷たい」という意味である。まあ、蒸し暑い梅雨の夜に、冷で「獺祭」を飲みながら聴くことにしようか。
 
 この曲は、作曲家の「ビリー・バーンズ/Bill Barnes」が、「欲望という名の電車/Streetcar Named Desire」で主演した、「ブランチ・デュボイス/Blanche DuBois」のために、1953年に書いた曲だという。そして翌1954年に「ジューン・クリスティ/June Christy」が歌って大ヒットした。
  
 「夏も終わりにさしかかった都会のとあるバー。熟年と思しき女性がそのバーに立ち寄り、冷たい飲み物(something cool)をオーダーしながら、バーテンや隣の男性客を相手に、昔の自分の華やかだった過去を語りだす ・・・・」といった一篇の短編小説を思わせるような秀逸な歌詞の歌である。
  
        
【 Something Cool 】  by Bill Barnes
  
「♪ Something cool      そうね、なにか冷たいものを
  I'd like to order something cool なにか冷たいものをお願い
  It's so warm here in town  この街はなんだか暑すぎて
  And the heat gets me down ちょっと気分が悪くなったから
  Yes, I'd like something cool  だから、なにか冷たいものをお願いね

  My, it's nice to simply  単純な理由なの
  To simply sit and rest awhile 座ってちょっと休みたかっただけ
  Now I know it's a shame  ごめんなさいね 
  I can't think of your name あなたの名前は思い出せないわ
  I remember your smile   でもあなたの笑顔は覚えているわ

  I don't ordinarily drink with strangers わたし普通は知らない人とは飲まないの
  I most usually drink alone   飲むのはほとんど一人でよ
  But you were so awfully nice to ask me でも、声をかけたあなたがとても素敵で
  And I'm so terribly far from home 家から遠く離れて寂しかったから
 
  Like my dress?    このドレスいい ?
  I must confess it's very old 白状しちゃうけど、相当古いの
  But it's simple and neat でもシンプルで品のいいところが気に入っているの
  It's just right for the heat  この暑さでは正解ね
  I' ll save my furs for the cold 毛皮のコートだって持っているのよ

  A cigarette?    タバコはどうかって ?
  Well I don't smoke them as a rule 吸わないことにしているの
  But, I'll have one, it might be fun with でも一本だけちょうだい
  Something cool    冷たい飲み物にあうかもね

  ・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」


 大人の雰囲気を色濃く持つ女性シンガーの歌唱なら「ルース・キャメロン/Ruth Cameron」でしょう。アルバムは、「ロードハウス/Roadhouse」(2000)。まずジャケットがいい。伏目がちな横顔、ルージュの唇。ささやくようなウィスパー・ボイス。落ち着きと安らぎ。これが彼女名義のファースト・アルバムというから驚く。

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 私が最高のベーシストと思っていた「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」の奥さん。音楽一家に育ったが、最初は北米やヨーロッパで活躍する舞台女優であった。「チャーリー・ヘイデン」と結婚してからは、彼のバンド、「クァルテット・ウエスト/Quartet West」のマネジャーとなり、プロデュースもしつつ、彼を支えつ受けてきた。ヘイデンの励ましで、ボーカルを志すようになり、「ジェリ・サザン/Jeri Southern」や「スー・レイニー/Sue Raney」の指導を受けたという。1999年に「First Songs」でデビューしたが、自身のフルネームでのアルバムは、この「Roadhouse」が最初だという。リリースされたアルバムは、「First Songs」 、「Roadhouse」の2枚だけ。その「Roadhouse」から。もちろん、ヘイデンも参加しています。 
 
   
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 Roadhouse
 Ruth Cameron/ルース・キャメロン
 Polygram Records





  
「Ruth Cameron - Something Cool」
    
     
  
   

 さて、アジアの歌姫、「ジャシンサ/Jacintha」。この人との付き合いも長い。アルバム、「Jacintha Is Her Name」(2008)から。サブタイトルに、「Dedicated To Julie London」とあり、アルバムタイトルも、「Jacintha Is Her Name」。「ジュリー・ロンドン/Julie London」に捧げたアルバムで、ジュリーの十八番のスタンダードが、「Willow Weep for Me 」から「Cry Me a River」まで11曲収録されている。
    
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 Jacintha Is Her Name (Dedicated To Julie London)
 Jacintha
 Groove Note Records






「Something Cool - Jacintha」
   
   
 最後は、大ベテラン、9度のグラミー賞ノミネートを誇る「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」。アルバム、「Something Cool」(2002)にも収録されているが、今宵は、「American Road」(2011)に収録バージョンの動画から。

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 American Road
 Tierney Sutton,The Tierney Sutton Band
 Varese Fontana



   


「The Tierney Sutton Band - Something Cool」










by knakano0311 | 2022-06-22 00:00 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)
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