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大屋地爵士のJAZZYな生活

Boy and Girl ~ 七夕に思い出す・・・ ~

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 スーパーに行っても、「七夕飾り」のグッズがあまり置いていないなあと感じていたが、今日、スーパーに行ったら、吹き抜けのホールには大きな竹が置いてあり、子供たちが願い事を短冊に書いていた。花屋さんの店先に笹が置いてあったので買い求め、家の玄関先に ・・・。

 今宵の曲も、七夕にちなんで、いわゆる「ボーイ・ミーツ・ガール」曲から。「ボーイ&ガール」、「和田アキ子」のデビュー当時の曲。実はこの曲には、いささかの思い出もある。
  
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 今から50年以上も昔の話。当時、一杯30円の学食のうどんと下宿の飯で過ごしていた貧乏学生の私にとって、150円のサービスランチが大変美味しいので、家からの仕送りや、バイトの収入があると、よく行っていたグリルが、仙台では有名な老舗中華料理店「B軒」。

 そこの支配人のMTさんが、その頃40歳くらいだったろうか、JAZZ好きで、店内にもいつもJAZZYな曲が流れていた。やがて、月1日か2日の定休日の前日の閉店後の店には、若い人が集まるようになり、いつからか店がサロンと化していった。普段なら店では流さないような曲をすこしボリュームを上げて流し、一杯の水割りを手にしながら、音楽を楽しみ、和気藹々と時を過ごしたのです。
  
 それまでジャズ喫茶の作法に従い、少し深刻ぶってJAZZを聴いていた私を、目から鱗、ジャズ喫茶から解放してくれたのは、まさにこの店であった。そして、今から思えば、そのMTさんが、その後の私の音楽の嗜好に大きな影響を与えた人といえる。しかし彼の早すぎる訃報が届いたのは、卒業してから数年後であった。黒ぶち眼鏡にきちっと七三に別けた髪型。いつも物静かで、そのまなざしはおだやか。我々の話には加わるのですが、説教じみたことは一切なく、ただニコニコしながら我々若造たちを脇からじっと見守っていた。残念ながら、2015年に閉店してしまったと聞く ・・・。

 絶対に営業中にはかけないが、「このひといいよ」といって、紹介してくれたのが、デビュー当時の和田アキ子の「ボーイ・アンド・ガール」だった。たしかシングル2作目、「どしゃぶりの雨の中で」のB面だった。「へえ~、日本にもこんなソウルフルな歌手が ・・・」というのが、正直な感想だった。その後、何回か彼女をブログで取り上げている。


【 ボーイ・アンド・ガール 】 作詞;大日方俊子 作曲;小沢良知

「♪ One boy um girl a boy yeah yeah yeah girl
   One boy um girl oh yeah yeah yeah yeah・・・
   Boy and girl はいつでも
   La La La Love La La La Love
   La La La Love La La La Love
    
   One boy um girl a boy yeah yeah yeah・・・
   恋をしてしまったの あの人が好きなの
   こんなにわたしを 狂わせて
   La La La Love La La La Love
   
   One boy um girl a boy yeah yeah girl
   One boy um girl oh yeah yeah yeah wa・・・
   Boy and girl はいつでも
   La La La Love La La La Love
   La La La Love La La La Love
   
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
    

 彼女の楽曲の中から、R&B作品を中心に編成した企画アルバム、「フリー・ソウル/Free Soul Wada Akiko」(2004)から。
   
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 フリー・ソウル
 和田アキ子
 テイチクエンタテインメント







「Boy And Girl - Akiko Wada」

     


 どう見ても、「紅白歌合戦」よりも、「ブルーノート」か「アポロ・シアター」で歌ってる方が様になっていると思うが ・・・。2年続けての、「BLUE NOTE TOKYO」のステージ。


「"和田アキ子 AKIKO WADA" BLUE NOTE TOKYO Live Streaming 2020」


「"和田アキ子 AKIKO WADA Special Live「WADASOUL」" BLUE NOTE TOKYO Live Streaming 2021」
    


   

by knakano0311 | 2022-07-06 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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