今宵の曲、「Just In Time」。 「ちょうどよいときに...」という意味だが、私が産業人現役の時には、「ジャストインタイム生産システム (方式)、略してJIT(ジット)ともいう、「必要なものを必要な時に必要な量だけ生産する」システム・方式のことで、「かんばん方式」というトヨタ生産方式として知られていた。
しかし今宵の「Just In Time」は、米国で1960年代に流行ったジャズのスタンダード・ナンバー。1956年のミュージカル「ベルズ・アー・リンギング/Bells Are Ringing」の挿入歌で、「ジューリー・スタイン/Jule Styne」が作曲を、「ベティ・コムデン/Betty Comden」と「アドルフ・グリーン/Adolph Green」が歌詞を書いた。1960年に映画化され、歌を歌ったのは、「ジュディ・ホリデイ/Judy Holliday」と「ディーン・マーティン/Dean Martin」だったという。
【 Just in Time 】 by Betty Comden & Adolf Green / Jule Styne
「♪ Just in time you’ve found me just in time ジャストタイミングで僕を見つけたね Before you came my time was running low もう残り時間が少なかったんだ I was lost the losing dice were tossed 何をやっても裏目に出て My bridges all were crossed nowhere to go 橋は全て閉ざされて行く先がなかった
Now you here now and I know just where I’m going 今は君がいて道も見える No more doubt of fear I’ve found my way もう恐れなくてもいい道が見えたから
For love came just in time ジャストタイミングで恋がやってきた you’ve found me just in time ジャストタイミングで僕を見つけたね And changed my lonely nights that lovely day ぼくの孤独な夜を Just in time 素敵な日に変えてくれた ジャストタイミングで