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大屋地爵士のJAZZYな生活

今度はサル痘だと?!

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  世界中で感染が拡大している「サル痘」について、25日に日本国内で初めて感染者が確認された。サル痘は、サル痘ウイルスによる急性発疹性疾患で、主にアフリカ大陸に生息するリスなどのげっ歯類が自然宿主とされており、感染した動物に噛まれたり、感染した動物の血液、体液、皮膚病変(発疹部位)との接触による感染が確認されている。

 これほどグローバル経済化した世界では、日本への感染は遅かれ早かれ当然想定されたことである。新型コロナほど重篤化しないということがせめてもの気休めか ・・・。
   
 つぎつぎと新種の感染症が発見されているが、これも地球温暖化やそれに伴う異常気象に連動して、予想されたことだと、なにかの本で読んだことがある。温暖化で南極や北極、シベリアの永久凍土が溶け、何万年も前に封印されていた新種のウィルスが出てくる。あるいは、強風、偏西風の極端な蛇行により、砂漠の砂深くに封印されていた新種のウィルスが巻き上げられ風に乗って世界中へ ・・・。あるいは、熱帯雨林の減少によって行き場を失った野生動物が、新種のウィルスを宿したまま人里近くへ ・・・。
   
 長い長い目で見たら、どうしようもない人類が持っている「業」の結果にも思える。ウクライナへのロシヤの侵略すら止められない人類の ・・・。


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 今宵の曲、「The First Time I Ever Saw Your Face」。直訳すると「初めてあなたの顔を見た」。「愛は面影の中に」という邦題が付けられたこの曲は、英国のシンガー・ソングライター、「イーワン・マッコール/Ewan MacColl」が作詞・作曲した楽曲。1962年に「キングストン・トリオ/The Kingston Trio」など、数々のフォーク・グループに歌われたあと、1969年に、「ロバータ・フラック/Roberta Flack」がこの曲を収録したデビュー・アルバム「ファースト・テイク/First Take」をリリース。
 
 これを聴いた「クリント・イーストウッド/Clint Eastwood」が惚れこみ、イーストウッド自身が直接ロバータ本人に電話をかけて、許可を貰い、監督第1作で主演の映画、「Play Misty For Me/邦題;恐怖のメロディー」(1971)で主題曲として使った。それがきっかけで大ヒットし、1972年にシングルカットしたバージョンは、同年のビルボード年間チャートの1位を記録、また、第15回グラミー賞の最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞をともに受賞した。さらに、この曲は1973年のグラミー賞の「ソング・オブ・ザ・イヤー (Song of The Year)」に選ばれたという。


【 The First Time Ever I Saw Your Face 】  by Ewan MacColl


「♪ The first time, ever I saw your face  初めて君の顔を見たとき
  I thought the sun rose in your eyes   瞳の中に朝日が昇ったように思えた
  And the moon and the stars      太陽だけでなく月も星もね
  Were the gifts you gave        君がくれた贈りものだと思った
  To the dark, and the endless skies   果てしなく続く暗闇の世界へのね
  My Love                愛する人

  And the first time, ever I kissed your mouth   初めてキスをしたとき
  I felt the earth move in my hands   僕の手の中で地球が震えたかと思った
  Like the trembling heart        まるで小鳥の
  Of a captive bird            心臓が震えるように
  That was there, at my command    この世界でも願いがかなうんだと
  My Love               愛しい人
 
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・   ♪」



 「ロバータ・フラック」のベスト・アルバム、「Softly with These Songs: The Best of Roberta Flack」(1993)、オリジナルは「First Take」(1969)に収録されている。

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 Softly with These Songs: The Best of Roberta Flack
 ロバータ・フラック
 イーストウエスト・ジャパン






  
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 ファースト・テイク
 ロバータ・フラック
 ワーナーミュージック・ジャパン







「The First Time Ever I Saw Your Face - Roberta Flack」
   
     


 ご贔屓のノルウェー出身、「インガー・マリエ/Inger Marie」。アンニュイで少しダーク。大人のムードを湛え、いぶし銀のように鈍い光を放つ。一度聴いたら、その声が深く心に刻まれる、そんなシンガー。「ビートルズ/The Beatles」、「スティング/Sting」、「ロバータ・フラック/Roberta Flack」などのカバー・アルバム、「My Heart Would Have a Reason」(2009)から。

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 My Heart Would Have a Reason
 Inger Marie Gundersen/インガー・マリエ
 Stunt






「Inger Marie - First Time Ever I Saw Your Face」


 最近の私のご贔屓、生前のプリンスが絶賛したシンガー・ソングライター/ピアニスト、「キャンディス・スプリングス/Kandace Springs」の2ndアルバム、「インディゴ/Indigo」(2018)より。

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 インディゴ/Indigo
 キャンディス・スプリングス
 ユニバーサル ミュージック







「Kandace Springs - The First Time Ever I Saw Your Face」





   

by knakano0311 | 2022-07-27 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)
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